2024年9月。
3人目の可愛い女の子が誕生しました〜!
今回は3回目にして初めて妊娠初期のトラブルがあったり、分娩方法も無痛分娩を選んだりと、未知の経験がありました。改めて、命の誕生は当たり前じゃないし、お腹で子どもが育ち、生まれるというのは奇跡なんだと思います。
今回も備忘録の意味でも記録していきます。
【1人目・2人目の出産レポはこちら】
はじめに|妊娠経過・母体・分娩について
妊娠初期のトラブル|絨毛膜下血腫
妊娠10週に入った頃、破水(疑惑)と出血で緊急受診し、絨毛膜下血腫があると診断されました。
詳しくはこちらの記事に書きました!
出産4日前|最後の妊婦健診
院長の内診。子宮口は1.5センチで柔らかくなってきてる。
数日前から前駆陣痛があることも踏まえ、いよいよ入院日を決めよう!となる。
そして4日後に決定…!ついに!
出産前日|いよいよ入院
夕方に入院。
前回、前々回は陣痛に悶えながら・吐きながらの入院だったため、のんびりキャリーケースを引いての入院に既に余裕を感じる。
まずはモニターをつけて赤ちゃんの様子を確認。赤ちゃん元気で問題なし!
そしてドキドキの院長の内診。2センチ開いていなければバルーンを入れる前処置あり…。
バルーン入れたことないけど痛そうだし無理矢理な感じも嫌だ。でも経験としてはアリかも…。
とか悶々と考えていると、「2センチしっかり開いてるね!バルーンなし!」
わーーーーい!
この日はこれで終了。あとはのんびり過ごすだけ。夕食も出てくるし、最高!!
ちなみに0時以降は飲食は禁止(水は口を湿らす程度ならOK)。
明日のためにもしっかり寝ようと21時前に寝たら夜中に目が覚め、再入眠に時間がかかり、結局寝不足みたいな形で起床…。
出産当日|いざ!無痛分娩
7:00
分娩室に移動し、点滴・血液検査・NST。この点滴は水分補給的なやつ。
私は横になってるだけなので、うとうとする。
7:30
ついに促進剤スタート。30分くらいは変化なし、徐々に違和感くらいの痛みから感じ始める!
以後、30分おきくらいに促進剤を追加される。まだ痛くないので引き続きうとうと。
9:40
内診:3センチ。刺激も加える(卵膜剥離)。 軽めの生理痛くらいの痛みが始まる。
夫が到着!お話しして過ごす。まだ余裕あり。
10:40
内診:あんま変わってない。さらに刺激を加えられる。少しずつ痛みが増す。
11:50
内診:あんま変わってない。人口破膜する。ハサミみたいな器具を入れられるので「うわわ」と言うと「痛くないよ〜」とのこと。本当に痛くなかった!じゅわ〜と温かい水がすごい量出る。
重め生理痛くらいの痛みが規則的になってくる。
12:30
内診:4センチ。下腹部が結構痛くなってきて、呼吸法を真剣にやらなきゃ痛み逃せないレベル。
子宮口5センチから麻酔するという話だったけど、担当の助産師さんが私が結構痛がってるので「もう麻酔したいよね、しちゃおう!」と先生たち呼んでくれた…!ありがとうすぎるー!!
医師2人とヘルプの助産師さん(看護師さん?)が数人来て、バタバタと麻酔の準備が始まる。
麻酔は硬膜外麻酔で、局所麻酔をしてから太いカテーテルを入れる方法なので痛みは局麻の時にちくっとするだけ。陣痛がきてる中で背中を丸めるの辛いってよく聞くけど、そんなにぎゅーーーっと丸まらなくても大丈夫だった。
麻酔は20分おきに自分でボタン押して追加。夫にタイムキーパーしてもらう。
陣痛の波のピークの時に、痛みで何度か吐く(私は痛みで吐くタイプ)。
麻酔開始後、痛みは全くなくなるわけではなく、1時間前の痛みに戻った感じ。でも腰の痛みが全くなく、下腹部と恥骨の痛みのみ!
13:00
恥骨がメインの痛み。めちゃくちゃ恥骨をゴリゴリされてる感。赤ちゃんが旋回し辛いのかもしれない、という助産師の判断で四つん這いの姿勢になる。四つん這いは赤ちゃんが降りてきやすいそう(これが後にめちゃくちゃ優れた判断だったことがわかる)。仰向けよりは少し楽になったような…。
14:30
内診:6〜7センチ。一気に陣痛のピーク時にお尻(肛門付近)に痛みがくる。いきみたい!便が出る感覚!
「6〜7センチとは思えないくらい痛いし、もういきみたい!」と助産師に伝えると、やはり内診の刺激で一気に赤ちゃんが降りてきたようで、内診の数分後にあっという間に子宮口全開になってた!
助産師さんが「頭見えてる!もう産んじゃおう!」と各所に連絡し、産むために仰向けに体勢を変える。ぞろぞろと医師、助産師、看護師さんたちがきて準備を整えてくれる。最後に強い麻酔が追加されたよう。
「ハーーーー!」と言いながら痛みの強さの分だけいきむ×6〜7回くらいで頭が出る!あとは深呼吸のみ。
14:56
ついに誕生!
子猫みたいな産声でかわいかった…!!!
初めての無痛分娩の感想
思ってたよりも痛い
事前の無痛分娩説明では「陣痛の痛みMAX10のところ、3くらいの痛みです」と説明されていたけど、当日の助産師さんとの会話で「MAX10とすると6〜7くらいは痛いと思っておいてください」と言われ、本当にそれくらいの痛みだった!
麻酔を効かせすぎると微弱陣痛になったり、下半身が完全に麻痺してうまくいきめなかったりするため、最低限の麻酔量にしているらしい。その方針には共感するし、結果的に時間も短かったので、無痛と呼べるのか?というほど陣痛ははっきり味わったけど、安全面も踏まえて無痛にしてよかったかなと思います!
やはり経産婦は進みが早い!
事前に、朝に促進剤を入れて、順調にいけばお昼頃に麻酔開始、夕方に出産という流れになると説明されていました。
そして実際は思っていたよりも早く進んで、2人目の時と同様、経産婦のアドバンテージをひしひしと感じた!
初産婦さんだと2日かかる人も多いみたい。
産後がとても楽
麻酔をしているため、産後の処置に痛みを全く感じないのがとてもよかった。
今回は会陰も裂けていなかったので縫合はなかったけど、胎盤を出すときの痛みや後陣痛もほぼ感じず、とても穏やかに赤ちゃんとのカンガルーケアを楽しめました。
陣痛に耐える体力も今までほど奪われていなかったため、産後「疲れた…」という感覚はあまりなく、「もう終わったのかぁ」という感じ。とにかく産後が楽!
計画分娩で今までより早い38週にだったこともあって赤ちゃんも小さめで、サイズ的にも産みやすかった!
(息子の時は頭が大きくてメリメリ裂ける感覚があった…)
ちなみに、麻酔は最低限の量のため、お部屋に行く時は普通に自分の足で歩けました。
3人育児のスタート!!
いよいよ3人の育児が始まりました。
長女3歳、長男1歳、次女0歳…。これからどうなることやら。
今のところ上のふたりは今回生まれた娘にとっても優しくて、というかメロメロで、ことあるごとに様子を見にやってきては頬をツンツンしたり抱っこをしたりしています(息子はまだ支えられないので抱っこの真似事)。
子どもの数が多いと、親が一人当たりにかける時間が短くなってしまいますが、兄弟姉妹がいるということは子どもたちにとって何にも変えられない宝だと思います。
お互いを愛しみ、尊ぶ関係に育ってくれることを願いながら、子育て頑張ります!