2024年・春。
3人目を妊娠し、今回も何の問題もなく妊娠が継続すると思っていた矢先、初めて妊娠中のトラブルに見舞われました。突然のことだったので本当に驚いたし動揺しました。
今回はそのことを記録していきます!
【そんな3人目の出産レポはこちら】
突然の破水!
つわりで苦しんでいた10週の初め…。
ベッドで横になりながら吐き気に耐えていた時、突然お股の方で ”じゅわー” っと生温かい感覚が。
「え?生理みたい?出血?」
妊娠初期の出血は珍しいことではないから、悠長に構えてトイレに行くと、なんと無色透明の液体。
「尿もれ?いやいやこの量?え、この時期に破水!?そんなことあるっけ???」
とりあえず病院に連絡して事情を説明。やはりこの週数で破水はかなり珍しいことだから、様子を見て出続けているようだったらまた電話してとのこと。
その後もベッドで安静にしていましたが、やはりちょろちょろと漏れ出ている。もう一度病院に電話して、破水かどうかを確かめるために来院の指示があり、すぐにタクシーで病院に向かう。
タクシーを降りてから病院までの数メートルでもう下着がびしょ濡れになるくらいじゃーじゃー出てた…(ナプキン当ててる)。これは只事ではない…。
病院ではリトマス紙みたいなもので検査をし、成分的には羊水ということが判明。
そして、この週数での破水は医学的処置をとることができないため(赤ちゃん出てきても救命できない)、入院はせず自宅で絶対安静の指示。
破水していても高位破水だろうから、「その穴が塞がることを願おう」と言われる。
このまま流産する可能性もあるため、血の塊が出てきた時の対処法なども教えられる(これが結構きつかった…)。
上の子ふたりは何のトラブルもなく生まれてきたため、改めて命が育まれ誕生するって奇跡だと痛感。
絶対安静の日々…
羊水がこれ以上漏れてこないよう、お風呂も3日に1度くらいにして、動くのはトイレの時だけ。
破水したということは子宮内が外の世界と繋がってしまったということで、感染症も心配。とにかく心が色々な心配事で埋め尽くされていましたが、破水疑惑で受診した日以降、羊水らしきものが出てくる様子もなく、出血もない!
絨毛膜下血腫という診断
11週の健診の日。院長のエコー。
赤ちゃんは元気で、大きさも週数相当、羊水量も問題なし。
ただ子宮内に大きな血腫ができてて、出血の恐れがあるから引き続き安静にとのこと…。
だいたい2〜3ヶ月で自然に吸収されてなくなるらしい。血腫が原因で赤ちゃんに及ぼす悪影響はないけれど、大量出血した場合は早産のリスクもあるからできるだけ安静に、とのこと。
院長曰く、羊水検査に偽陽性はよくあるから、前回のは破水ではなかったのではないかと言われた!
それなら安心だけど、そんなことある…!?だったらあの液体は何だったんだ。
安静が解除される
1ヶ月後の15週の健診。
血腫は順調に小さくなってきていて、安静は解除された!やった!
でもつわりでそもそも動けないから、どのみち寝たきりの状態なんだが…。笑
血腫消失!
さらに1ヶ月後の健診。
血腫は完全になくなっていました!本当に吸収されてなくなったみたい。不思議。
血腫が見つかってからなくなるまで、結局一度も出血はなかったから本当によかった!
あとがき
絨毛膜下血腫は妊娠初期のトラブルとして珍しいものではなく、そのほとんどが自然に消失して、胎児や母体に悪影響を及ぼすこともないため、そこまで大ごととして捉えてはいませんでした。
ただ今回は血腫が見つかる前の破水疑惑があり、一時は本当にこの子はこのまま天に帰るかもしれないと覚悟していました。
全ては神の御手にあることなので、絶望的に落ち込んではいませんでしたが、やはりお腹で生きている我が子を失うかもしれない、というのは大きな悲しみでした。
長女がよく「赤ちゃんが生まれたらおむつを替えてあげて〜」などと言い、妹の誕生を心待ちにしてくれていたのも見ていたので、こんなに優しい姉と兄が待ってくれているのに…一緒に生きたかったな…と心が苦しくもなりました。
しかしこうやって何の問題もなく元気に生まれてきて、毎日を必死に生きている様子を見ると、私の(人間の)力の及ばない範囲にある、神の主権を思わされます。
間違いなく、この子は神の願いによって生まれてきたのだなと思います。
新たに増えた家族と共に、これからの人生も神を見上げて歩んでいきたいです。
私は生まれたときから あなたに抱かれています。
あなたは私を母の胎から取り上げた方。
私はいつもあなたを賛美しています。
ー 詩篇71:6