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異世代間交流が盛んな高齢者×学生ホームシェアという住居共有の実現を考えてみた〜目的とメリット〜

異世代間交流が盛んな高齢者×学生ホームシェアという住居共有の実現を考えてみた
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りょう
りょう

こんな方におすすめの記事!

  • 都内に進学するけど家賃が高くて金銭的な負担が大きい
  • 初めての一人暮らしで問題なく暮らしていけるか不安
  • 家族以外と暮らすルームシェアに興味がある

異世代間ホームシェアという面白い取り組みを見つけました。

異世代ホームシェアとは? | 異世代ホームシェアリング ISEDAI
異世代ホームシェアとは高齢者が居住場所の一部を若い世代の人に安価もしくは無料で貸して同居するヨーロッパから始まった次世代下宿・同居スタイルのこと。しかし日本ではまだ普及には程遠いのは何故?そしてまた何故今この異世代ホームシェアが必要なのか?という事に関しての説明文。

実は私はホームシェアとは少なからず縁がある人生を送っています。

大学時代は学生同士の交流が盛んな学生寮に住んでいました。

また私の教会の友人たちが自分たちで1軒家を借りてホームシェアをしています。

私も結婚するまでは毎週末泊まらせていただき、いろいろなイベントや交流をさせて頂いてます。

りょう
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おそらく18歳で実家を出るまで自分の部屋がなかったため、

プライベート空間の確保をあまり必要としていないのでしょう。

こんな背景もあって、私は誰かと一緒に住むホームシェアにとても興味があります。

今回は異世代間交流が盛んな高齢者×学生ホームシェアについて考える事で、

現代に必要なホームシェアの考え方やホームスクールへの適用について考察してみました!

異世代間ホームシェアの目的と解決する課題

異世代間ホームシェアの目的

そもそも高齢者×学生のホームシェアが注目されだしたのは、高齢者と学生がそれぞれ別個に抱える課題の故です。

そのためはっきりとした定義や呼び名がつけられているわけではないようです。

これは呼ぶ側によって「異世代ルームシェア」「次世代下宿」「世代間交流ホームシェア」などとも呼ばれ未だに呼び方が定まっていない。

英語では”Intergenerational Homeshare(インタージェネレーショナル・ホームシェア)”という呼び方が最も目につくもの。

それらは簡単に言えばリタイアなどをした方あるいはシニア世代の人々が、若者世代の人に自宅の一部の空きスペースを無料あるいは相場より安価な家賃で提供する試みです。

https://isedai.com/intergenerational-homeshare/

課題を端的に言うと以下の通りです。

高齢者:独居による生活のしづらさや孤独感を抱える

学生:都市部の高額な家賃を独力で払い続ける事が困難

高齢者が抱える課題

高齢者と一口に言っても様々な状態に分かれます。

人によっては通常の生活をなんの支障もなくおくられる方もいれば、

電球を変えるなどの作業が危険と感じる方もいます。

全員を同じように考える事はできませんが、

高齢者の独居による問題は高齢化が進む先進国で徐々に出始めています。

異世代ホームシェアは1990年代後半にスペインで始まり、その後2000年前後でフランス、オランダなどのヨーロッパ圏に広がりを見せました。

特に、フランスにおいては2003年の猛暑により独居高齢者を中心に約15,000人もの人々が熱中症で死亡。

その事を契機に、運営団体の活動が活発化し始めました。

参考:国土交通省〈http://www.mlit.go.jp/common/001220376.pdf〉

日本社会においても警鐘がならされつつあります。

例えば、日本社会に限ってみても異世代ホームシェアの向き合う社会問題とは大きく分けて2つあり、

一つが高齢化社会問題に付随する高齢者世代の介護問題や人生100年時代における「生きる意味」や「孤独化」などのセカンドライフの生き方問題など、シニアの肉体と精神の問題に一つの解を投げかける挑戦的試みな点。

中略

何より、日本社会における異世代ホームシェアが果たせる役割の大きさは統計による実際的な数値がよく表しています。

平成27年の総務省統計局による国勢調査によると

現在約1億2000万人の人口のうち、65歳以上人口は約3300万であり、〜人口の4分の1が65歳〜そのうち約600万人が一人暮らしをしていると言います。

そして65歳以上の男性の場合約8人に1人が一人暮らしをしており、女性の場合は5人に1人が一人暮らし。

つまりは女性の一人暮らしの割合が高く、また東京都の65歳以上の一人暮らしの割合は47都道府県の中でも特に多いようです。

これらの人口における65歳の割合とその一人暮らしの数は今後も増加が見込まれており、その分社会と行政の注目も大きな社会問題だと言えるでしょう。

出所:https://www.stat.go.jp/info/today/111.html

高齢になり、伴侶に先立たれ、自宅があるため介護施設にも入る必要がない高齢者の方々が

抱える課題は決して小さいものではありませんし、独力で解決できるものでもありません。

誰かに助けてもらう必要があるというのが現実的な見方になります。

学生が抱える課題

これはひとえに都市部の家賃が高いという事が問題になります。

同様の問題は世界規模で発生しており、パリなどでも起こっています。

パリ郊外の閑静な住宅地。

一軒家に住む高齢の女性は、数年前に夫を亡くしてから一人暮らしとなり、元気がなかった。

一方、音大に通う20代の学生は、パリでのひとり暮らしのさびしさ、そして高い家賃が悩みの種だった。

http://www.mri.co.jp/opinion/column/localweb/001422.html
りょう
りょう

私は学生寮に住むことができ、家賃光熱費込みで月々2万円で暮らすことができていましたが、普通はもっとお金がかかりますよね。

これは都内在住において破格でしょう。

都市部で暮らす多くの人たちはその高い家賃に悩まされているのです。

異世代間ホームシェアリングによる高齢者と学生のメリット

異世代間ホームシェアリングによる高齢者と学生のメリット

高齢者と学生がそれぞれ抱える課題は決して一部の人に限定された課題ではありません。

独身の社会人や子どもを持つ家庭にも当てはまる課題です。

この課題に対してホームシェアでどう解決できるのでしょうか。

各世代ごとのメリット

高齢者:金銭面での負担を担い、生活や精神面での充実を実現

学生:健康面や実生活面を担い、金銭的負担の軽減を実現

シニア層の方々には持ち家の空部屋を低価格で貸し出したり、

新たに賃貸を借りる場合は家賃を多く支払ったりすることで、

電球の交換などの生活面での課題や孤独感などの精神面での課題を解決していきます。

学生の方々には力仕事など住居にまつわるサポートを行ったり、同居するシニアの方と交流する事で、住居にまつわる金銭的な課題を解決していきます。

その他のメリットもホームシェアリングサイトより抜粋しつつ、私の考えも追加してみました。

シニア(高齢者)のメリット
  • 空いている部屋を貸して収益を得る
  • 若者と一緒に住むことで、最先端の知識や新たな経験を得る
  • 生活面や防犯面で安心
  • 若者の手助けとして社会貢献になる
  • 1人ではないので孤独感を感じない

シニア層のメリットとしては身体的および精神的な安全を担保するのですね。

また若者の手助けをして社会貢献になるという視点はなかったですが確かにそのとおりですね。

若者のメリット
  • 比較的低廉な賃料で、設備や立地など質高い居住空間を借りられる
  • 同居する先人の知恵や知識を得られる
  • シニアを見守り社会的貢献になる
  • 結婚に備えた同居の訓練ができる

こちらもシニアを見守り社会貢献になるという点は新鮮でした。

またこれは私の考えですが、結婚前に誰かと同居する訓練ができるのは大きなメリットだと思います。

我慢するというより、どのように自分の要望を伝え理解してもらうか、また相手の心をどのように理解するかという点においてです。

いろいろな関係性の中で訓練されることだと思いますが、居住空間は自分の好き勝手にしてよい空間であるため誰かにとやかく言われることはほとんどありません。

一緒に住むことで結婚前にその訓練を行えるという点で、ホームシェアリングは大きな訓練となるでしょう。

まちへのメリット
  • 優秀な若手の流出を防ぎ、流入を増やす
  • 若者がまちに入り込めるきっかけが生まれる
  • 空き家化を防ぐ
  • 災害時受け入れ住宅のネットワークづくり

空き家化は日本において全国的な課題となっていますが、その解決にもつながります。

そのためホームシェアリングを行うことで、高齢化×少子化という日本の諸問題に対して派生的に様々な問題解決にもつながっていきますね。

このように個人だけではなく社会的にも大きな影響力を持つのがホームシェアリングです。

異なる価値観に触れ、同じ価値観を励ましあう環境

最後に個人的な話をお分かちします。

私が所属していた大学寮は、異なる学部・異なる専攻の人々が集まりながらも、毎週木曜日に全員で集まってセミナーを開いているという点が大きな特徴でした。

今は大学の方針で寮がなくなってしまったので残念でなりません!

そのため自然と多くの人と関係性を構築することができ、多様な価値観に触れ、お互いに影響を及ぼし合いました。

政治家になりたいという人もいました。

趣味で音楽を作りつつ起業して会社を起こしたいという人もいました。

仕事せずに早く専業主婦になりたいという人もいました。

本当に誰一人同じ人はいなかったと思いますし、みんなユニークな価値観を持ち合わせていましたね。

りょう
りょう

夜な夜なゲームをして盛り上がるときもがあれば、自分の将来の夢や今打ち込んでいることについて語り合うこともできた日々でした!

とにかく毎日楽しく躍動的でした。

6人で1つのリビングを共有するのですが、そのメンバーで鍋パーティーしたり、誕生日会したり、ゲーム大会したり。

りょう
りょう

大浴場があったので大はしゃぎしたりもしましたね笑

そうして出来上がった関係性だからこそ打ち明けられる個人的な話や

普段だったら恥ずかしくてできないような真剣で夢のある話をすることができました。

りょう
りょう

もちろんケンカやトラブルはたくさんありました。

私は比較的迷惑をかける側の人間でした…

3年もの間いろいろな人に迷惑をかけておりました!

ごめんなさい!

別に全員が全員と仲良くなったわけではありません。

それでも大学寮に入っていなければ作れないような関係性がたくさんありました。

ホームシェアをして多くのものを共有したからこそ得られた関係性やイベントがあったと確信しています。

人の考えに真っ向から反対する人とぶつかりました。

誰かの考えを心から応援している人に支えられました。

そういった深い関係性を築くことができる。

自分の家族以外で、自分の人生に深く踏み込んでくる人がいる。

これこそホームシェアリングの大きな醍醐味ではないかなぁと思っています。

りょう
りょう

ましてや異世代間ホームシェアリングなんて…

自分の両親世代の人と一緒に暮らすってどんな感じなんでしょう。

想像もできない!

いや、ちょっと想像するのも恐ろしい!笑

なんと得難い体験をできるのでしょうか!!!

誰にも干渉されたくない人生を送りたいんだったら、金銭的なメリットとか精神的なメリットとか考えず普通に暮らしたらいいと思います。

でも日常の中で誰かを支えたい、誰かの役に立ちたい、多様な人間性に触れていきたい。

そんな風に少しでも感じるのなら、個人的にはホームシェアリングは最高の選択肢になるのではないかなと思っています。

りょう
りょう

考えるべき課題は山のようにありますが、クリスチャンこそ積極的に検討したい取り組みだなと思っています!

 見よ。なんという幸せ なんという楽しさだろう。
 兄弟たちが一つになって ともに生きることは。
 それは 頭に注がれた貴い油のようだ。
 それは ひげに アロンのひげに流れて
 衣の端にまで流れ滴る。
 それはまた ヘルモンから
 シオンの山々に降りる露のようだ。
 主がそこに
 とこしえのいのちの祝福を命じられたからである。

旧約聖書 詩篇 133篇

まとめ

  • 住居に関して高齢者は精神的な、学生は金銭的な課題を抱えている
  • ホームシェアすることで各世代の課題を、他の世代が解決できる
  • 空き家問題やネットワーク形成などその街全体にも大きな影響を与えることができる

いかがだったでしょうか。

今回は異世代間ホームシェアリングにおける目的とメリットについてでした。

もともとホームシェアリングをやりたいと願っていた事もあって、今回ホームシェアリングの実現について真剣に考えてみました。

課題や実例、実際の実現方法などについても考えてみましたのでよければ合わせてお読みください!

God bless you!

この記事を書いた人
りょう

某都立大学院で化学専攻。大手企業で5年間最先端研究開発に携わった後、日立系IT企業で営業として活動中。

愛妻と娘の3人暮らしでホームスクール中。
将来は子ども食堂の運営、クリスチャンスクール、異世代間シェアハウスの設立を目指しています。

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マムレ日記|クリスチャン夫婦のセミリタイアとホームスクール
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