こんな疑問をお持ちの方におすすめの記事!
「時代の変化が早いなか、学校に行かせるだけで子どもの将来は大丈夫なのかな…」と疑問に思ったことはありませんか?
実は社会のニーズが変化しているにも関わらず、学校で教えることがほとんど変わっていません。
そのためもはや学校では大学や社会が求めることを学べないのです。
たとえば資料作成、プレゼン、レポート作成など、大学では高校までに学んでこなかった能力が必要とされます。
しかしその学習は個人に委ねられる。
このギャップは大学を卒業し就職するとさらに顕著になりますよね。
今の時代は言われるがままに学校に通っていても、社会で必要な能力は伸ばせません。
一方でホームスクールなら子ども1人1人の個性や能力に合わせて、本当に必要な能力や知識を、時間にとらわれず自由に好きなだけ学ぶことができます。
それは学校で学ぶ教材や内容に縛られる必要はありません。
実際にビジネス書を始め、Youtubeや無料学習サイトなどが使えます。
そういった優良な教材は数え切れないくらい世の中にあるのです。。
これらを活用すればホームスクールなら将来の仕事に活かしたり、快適に生活するための知恵を学んだりする特別な授業が十分できます。
この記事では、ホームスクールだからこそ時間をかけて学べる内容とそのための良質な教材をまとめました。
最後までお読みいただければ、ホームスクールで取り組んでみたいと思えるアイデアが得られます。
ホームスクーリングで『デザイン』を学ぶ
私はデザインとは美術に近く感覚でしか学べない分野であり、人生にはそれほど必要ではないと誤解していました。
しかしデザインの本質とは伝えたい情報をわかりやすく伝えることです。
このデザイン学習は私が子どもに教えたい分野の筆頭になります。
なぜならあらゆる分野で応用ができるからです。
何かを視覚的に伝えるとき必ずデザインの知識を活かせます。
実際に企業では多くのプレゼン資料を作成しますが、重要な会議の資料では専門のデザイナーが資料を作成している企業もあるほど重要視されます。
学校教育では一切学ばないデザインですが、生活や仕事のあらゆる分野で重要な要素であることは疑いようがありません。
リク◯ートで働いた経験を持つグラフィックデザイナーの妻・あーちゃんがおすすめするのが冒頭の一冊。
それを使って子どもにデザインを学ばせてあげたいです。
ホームスクーリングで『お金』を学ぶ
ホームスクールならお金について深く学ぶことができます。
すべての人がお金を扱うにも関わらず、学校教育ではお金の勉強を文字通りいっさいしません。
そして正しいお金の使い方を身に付けないまま社会に出ていき、貯め方がわからず貯金ができなかったり、増やし方がわからず投資できなかったりします。
その結果老後のお金の心配や子育て資金の心配など、お金に縛られた不自由さを感じる人生を歩んでしまうのです。
一方ですでに一部の学校では学生がお金について学んでいます。
実際にN高等学校では投資部が存在し、高校生が村上世彰さんというプロの投資家から学びながら、実際にお金を投資して勉強しているのです(うらやましいな!!)。
ホームスクールではN高等学校と同様に、子どもがお金について学ぶ機会をしっかりと作れます。
教材はYoutube『リベラルアーツ大学』、通称リベ大の動画がおすすめです。
お金に関する5つの力(貯める、稼ぐ、増やす、守る、使う)を伸ばすために必要な知識を手に入れることができます。
アニメーションもついており、誰でもわかるようにできるだけわかりやすく解説してくれています。
教えてもらえなかった…ではすまないのがお金の知識です。
ホームスクールなら親が責任を持ってしっかりと教えられますね。
ホームスクーリングで『ライティング』を学ぶ
文章作成力は国語の授業で身につく子もいますが、体系的にライティングスキルを学ぶことはまずありません。
かろうじて小論文で受験する生徒が部分的に学ぶだけでしょう。
しかし大学や社会に出ればレポートやメールなど、文章で情報を伝える機会は数え切れません。
また私生活でもスマホを通したテキストコミュニケーションが圧倒的に多くなっています。
そのためライティングを学ぶことは、公私問わず有益であることは明らかです。
ライティングを体系的に学ぶことが学校ではないため、ホームスクールで学びたい項目の1つです。
ホームスクーリングで『要約力』を学ぶ
ライティングスキルと似た要素として要約力があります。
エレベータートークといって1分以内に伝えたいことを伝える練習は、ビジネスマンなら知らない人はいないでしょう。
要約力を国語の授業から学べる子もいます。ただ体系立てて学習をすることはまずありません。
しかし要約する力は公私ともに非常に重要な能力です。
社会人で「どうして要約について勉強しなければいけないの?」という疑問はでてきません。
学んでおいて絶対に損しない分野だからです。
要約については多くのビジネス書が出ています。
ホームスクールをするときにテキストには困らないでしょう。
ホームスクーリングで『データ思考・論理思考』を学ぶ
私たちは自分が思う以上にデータで物事を判断することができていません。
そのため私たちは現実を正しく見ることができていないのです。
しかし何か物事を考え決断するときにデータに基づくことは非常に重要です。
昨今の企業では重大な決断を行う経営者にはデータドリブン思考(データから決断する思考法)が求められています。
またデータを読み解く中で論理的に結論を出すことが、よりよい経営判断には必要不可欠なのです。
このようなデータ収集やデータ活用にAIが用いられており、今もっとも熱い分野でもあります。
そのためデータから正しい現実を読み解き、そこから考えられる結論を論理的に導き出す能力は、今後ますます重要視されていくでしょう。
しかしデータ思考はおそらく大学でレポートを書くようになるまでそれほど意識して学ぶことはありません。
非常に重要な要素でありながら、学校で学ぶことがない科目の典型です。
ホームスクーラーは積極的に取り入れて良い科目だと思っています。
教材として「データをもとに世界を正しく見る習慣」で有名な全世界でベストセラーとなったファクトフルネスがよいかなと考えています。
実際に中高生向けの教育でも使われています。
本書の共著者、アンナ・ロスリング・ロンランドさんは、データを基に考える習慣を身に着けるには教育が必要だと言います。
著者たちが設立したギャップマインダー財団のウェブサイトでは、中学・高校の先生が授業で使えるスライドやツールを無償で提供されているとか!
遠い国の良質な教材を無償で手に入れられるとは…インターネット時代の恩恵としか言いようがありません。
ホームスクーリングで『料理』を学ぶ
『料理』はホームスクールなら本格的に学べます。
クックパッドなどのレシピサイトを始め、今はYoutubeで料理好きや料理研究家が動画を配信しています。
家庭科の先生から料理の基本を学ぶのもよいですが、プロの料理人の手さばきやコツを無料で学ぶことができます。
「週に1食は子どもが夕食を作る」「友人を招いた食事会で1品作る」など、子どもが料理をする機会を通して、料理の楽しさや人に喜んでもらう喜びを学ぶ機会としたいですね。
気まぐれクック
ホームスクーリングで『音楽』を学ぶ
学校ではピアニカ、リコーダー、歌など、決められた期間に決められた楽器を学びます。
しかしホームスクールならギターやドラム、ベースやピアノなど好きな楽器を好きなだけ学ぶことができます。
もちろんプロレベルになろうとするなら、その道のプロから教わる必要があります。
しかし「プロから学びたい!」というレベルまでなら、今はYoutubeで十分学べます。
またこんな風になりたい!と思えるかっこいい目標にも簡単に出会えますよね。
「リコーダーなんてなんの役に立つのだろう…」と思いながらダラダラ学ぶより、「この人みたいにこの楽器弾きたい!」という想いを持って学ぶ方がはるかに楽しいし習熟します。
とくに音楽の分野こそ、ホームスクールで伸ばしやすい分野ですね。
ホームスクーリングで『画像・動画編集』を学ぶ
スキルさえあれば学歴不問でフリーランスになれるのが画像・動画編集という分野。
ホームスクールなら画像・動画編集を年齢に関係なく自由に学ぶことができます。
Adobe関連の使い方はYouTubeに山程動画が出ており、その分野を仕事にする方がわかりやすく解説しています。
冒頭で紹介したデザインも合わせて学ぶことで、中高生で個人事業主となることも十分ありえます。
今の学校教育では、このように専門スキルを伸ばし、それが仕事に直結するような学習はありません。
もし子どもが興味を持つ分野であれば、ホームスクールなら早期に学習することができますね。
Photoshop(画像編集)
Premiere(動画編集)
ホームスクーリングで『プログラミング』を学ぶ
画像・動画編集と同じく、スキルさえあれば学歴不問でフリーランスになれるプログラミング分野。
こちらもホームスクールなら年齢に関係なく自由に学ぶことができます。
プログラミングを学習するサイトは驚くほど多くあります。
そのため子どもが学びたいと思えば、パソコン1つでいくらでも学習できる分野です。
Hour of Code
Hour of Codeなら子どもがアルゴリズムやプログラミングをゲーム感覚で学ぶことができます。
実際ホームスクールをしている友人は、子どもにHour of Codeで学習させていました。
下図のように実際のコードを書くわけではなく、命令を組み合わせて課題をクリアし、アルゴリズムを学べるゲームです。
『前に進む』をひたすら打ち込むのではなく、『繰り返し』の概念も学べます。
『繰り返し』がなければ前に進むをひたすら入力する必要がありますが、『ゴールまでリピート』を使うことで、コードを簡素化できることが学べますね。
レベルがあがると使えるコードが増えていき、また移動する図面も難しくなり、より高度な命令をする必要がありますね。
プログラミング言語を学ぶわけではなく、プログラムを正確に動かすアルゴリズムを学ぶことができます。
決められた課題やコードだけを使うのに飽き始めたら、実際にプログラミング言語を学び、自分で作りたいものを作ったり、動かしたいものを動かせるようになったりする学習へレベルアップしていきます。
そのためプログラミング学習の入門教材としてHour of Codeはオススメです。
ドットインストール
ドットインストールはHTMLとCSSを無料で学べます。
私もプログラミングの知識がゼロでしたが、ドットインストールの講座をみながら簡単なホームページを作れるようになりました。
1コマ3分くらいで1ポイントずつわかりやすいです。
オリジナルホームページ作成におすすめの無料講座です。
プロゲート
プロゲートは未経験からプログラミングを学びたい社会人向けの学習サイトです。
コードを実際に書くので本格的にプログラミング言語を学べます。
そのためプロゲートを活用し実際にプログラマーとして転職したり、クラウドワークスなどでフリーランスとして仕事を受注する人もいるほどです。
無料版で学習できますし、、有料版でも月額980円と圧倒的にやすいです。
レッスンもスライド形式でわかりやすく、ゲーム性もあるので楽しく学習できる点が魅力です。
ホームスクーリングで『聖書』を学ぶ
日本の学校教育は『進化論』の立場を取っているため、科学や歴史の教科書はすべて進化論がベースです。
そのため神がこの世界を造ったという『創造論』については愚か、聖書について学ぶことなどできない状況です。
しかしホームスクールではそのような縛りや制限はありません。
多くのクリスチャンホームスクーラーは毎日聖書について学ぶ時間があります。
最近では日本語の教材もたくさんあるため、子どもの年齢や理解力に合わせて学ぶことができます。
マンガや小説シリーズ
ドラマ『The Chosen』
番外編:ホームスクーリングで『VR』を学ぶ
VR(Virtual Reality)はゲームに限らず産業分野でもますます発展していく次世代技術です。
しかし体験したことがない人も多いのではないでしょうか。
この技術の将来性は体験した人にしかわからないでしょう。
リズムゲームが好きな私はBeatSaberをプレイしたくてたまりません。
ゲーム反対派の妻を説得して、子どもの誕生日にプレゼントしたいと思います。
勘違いしないでください。もちろん子どもの学習のためですよ…うふふ(・∀・)…。
番外編:ホームスクーリングで『ドローン』を学ぶ
VR(Virtual Reality)と並びドローンも次世代を担う技術です。
ただのオモチャだと甘く見てはいけません。
国内トップレベルのドローンレースのレベルになるともはや競技です。
上記の動画で優勝したのは12歳の少年でした。
9歳からドローンを触りだしたのだとか。
こういった次世代技術に没頭できるのもホームスクールの魅力です。
ホームスクーリングなら将来を見据えて効率的に自由に学習ができる
子どもには生まれ持って与えられた性質や賜物があります。
それにも関わらず学校教育では1vs多数の講義形式であるため、個人に合わせた学習には限界があります。
しかしホームスクールなら1人1人の性質や関心に合わせて、学習内容やペースを自由にアレンジすることができるのです。
将来の仕事に直結する力を伸ばすもよし。音楽や料理などに没頭するもよし。
今は豊富で良質な教材が無料、または格安で利用可能な時代です。
そのため「かつてないほどにホームスクールしやすい環境が整った時代だ」と私は確信しています。
あなたの子どもが優良な教材を使い、自由に好きなだけ没頭し、愛する両親に教えてもらえるのです。
子どもにとっても最高だと思いませんか?
ホームスクールを心からおすすめします!
God bless you!
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学校教育はインプット中心の勉強になります。しかしアウトプットすることでより効率的な学習になります。
ホームスクールならアウトプット中心の学習方法を存分に実践できますね。
日本は教育後進国です。誰もが読み書きできる教育は、世界的にすごいことなんですけどね。