こんな疑問をお持ちの方におすすめの記事!
『子どもが小学生になるけど、このまま学校へ通わせていいのかしら…。』と悩んでいませんか?
とくにクリスチャンであるなら、進化論がベースの日本の学校へ愛する我が子を送り出すことは、本当によいことなのか多少なりとも心配になるでしょう。
『でもみんな学校へ通っているし…。他に選択肢があるわけでもないし…。』
そんな理由で多くのクリスチャンたちが子どもを学校へ送り出しています。
しかし本当にそれでいいのでしょうか。
信仰を持っていない親でも、自然のなかで遊べる森の幼稚園や全寮制のインターナショナルスクールなど、我が子にできるだけよい環境を与えようとします。
そうであるならば、クリスチャンの親が信仰を大切にした教育環境について考えるのは自然なことに思えます。
むしろ私はクリスチャンの親だからこそ、信仰を大切できる教育環境を整えることに全力になる必要があると考えています。
なぜならその子が信仰を持つこと以上に重要視されるべきことは何もないからです。
でも具体的にどんなふうに考えたらよいかイマイチわからないですよね。
そこでこの記事では、クリスチャンとして子どもにとって理想的な環境を考えるための8つの質問を用意しました。
これらの質問に答えれば、あなたは子どもにどんな環境を用意したいのかはっきりわかります。
この記事を読み終えると、理想的な学習環境についてのガイドラインを持てるでしょう。
学ぶ環境における7つの視点
学校がよいかホームスクーリングがよいかなど具体的な方法論を考える前に、まず子どもにどんな環境で学習してもらいたいのかについて考えます。
私が親として、またクリスチャンとして、我が子に整えたい学習環境について7つの視点で考えてみました。
ぜひあなたはどちらがよいか考えながら読みすすめてください
1) 多人数制 or 少人数制
学習を進めるならどちらがいい?
A:多人数で学ぶ
B:少人数で学ぶ
多人数で学ぶのも悪くはありませんが、少人数教育の方が1人1人の興味関心や能力に合わせやすく、学習するうえで後者が良いのは疑いの余地がないでしょう。
私は少人数制で学ばせてあげたいです。
2) 集団のペース or 個々のペース
学習を進めるならどちらがいい?
A:全員が同じペースで学習する
B:1人1人のペースで学習する
自分のペースで学習するなら、つまずいたら立ち止まり、できるところはさっさと進められ、効果的に学ぶことができるでしょう。
とくに昨今ではAIを活用した個別学習が習熟に効果的であると注目されだしています。
そのため私は個々のペースに合わせて学習を進められる環境で学ばせてあげたいです。
3) 友人は同い年のみ or 多様な年代
あなたの子どもが過ごす環境についての質問です。
子どもが学ぶ環境はどちらがいい?
A:同じ年度に生まれた子どもだけのクラス
B:幼稚園児から高校生まで多様な子どもがいるクラス(個別学習が前提)
一見すると学校が採用するA案のほうが、年齢差がないので友達を作りやすくて社会性を育む点で良さそうですよね。
しかし本当にそうでしょうか?
地域の集いや教会などの現実社会では、同い年だけで活動するコミュニティはほとんどありません。
私は後者の幼稚園児から高校生までいる多様な子どものクラスのほうが、実社会に近い環境で育てることができ、健全な社会性を身につけることができると考えています。
そのため私は多様な年齢の子が集まる場所で過ごさせてあげたいです。
4) 友達は聖書が嫌い・無関心 or 好き
子どもの友達は主にどちらがいい?
A:聖書を読んだことがなく、祈る姿をからかい、教会よりも自分たちと遊ぶことを要求する子
B:聖書の神様を信じ、聖書を読み、一緒に祈ることができ、教会に喜んで集っている子
もちろん神様を信じていようがいまいが、よい友人が与えられることを願っています。
神様を信じない友人は作ってはいけない!なんていうつもりは毛頭ありません。
ただより多くの時間を過ごし、我が子に強い影響力を持つことを考えると、私は聖書に対して肯定的な友人に囲まれていてほしいと思います。
なによりそれが子どもにとって自分を偽らずに過ごせる環境だと思います。
5) 先生は神様を信じない or 信じている
子どもに教える先生はどちらがいい?
A:聖書の神様を信じない人
B:聖書の神様を信じている人
私たち夫婦はクリスチャンですので、当然同じ信仰を持つ先生に教えてもらいたいです。
もちろん先生の信仰についてとやかく言うつもりはありません。
しかし先生から子どもに「神様なんて存在しません。」という価値観を教えてもらいたくもないのです。
そのため私は子どもを教える先生は聖書の神様を信じている人がよいと考えています。
6) 教科書のベースは進化論 or 創造論
使う教科書はどちらがいい?
A:進化論ベースの教科書
B:聖書に根ざした創造論ベースの教科書
私たち夫婦はクリスチャンですので、聖書に根ざした創造論をベースにした教科書で教えたいです。
子どもに「人間は猿から進化した存在。」「創造論は非科学的。」なんて学んでほしくありませんからね。
ただし創造論ベースの教科書は日本では数えるほどしか存在しません。
一方アメリカではボブ・ジョーンズ大学など、多数の出版社が創造論ベースの教科書を出版しています。
言語の壁を克服する必要があるにせよ、私は子どもが学ぶ教科書は創造論ベースの教科書がよいと考えています。
7) 最優先するのは学力 or 人格成長
教育において最優先なのはどちら?
A:知識を習熟するための勉強
B:人に親切にしたり愛したりするなど人格的な成長
もちろん勉強はどうでもいいとは考えていません。
学ぶ楽しさやそれを活用して誰かに仕える幸いを味わってほしいと願っています。
しかし教育において最優先家と言われればそうではありません。
むしろ何よりも健全な人格の成長を願っています。
そのため私は知識の習熟よりも、人格の成長を最優先事項にしたいです。
7つの質問に答えると…
おそらくこれまでの質問はほとんどが後者(少人数制、多様な年代など)を選んできたのではないでしょうか。(少なくとも私は後者のみ。)
全て後者だとするならあなたが理想だと思う教育環境は「少人数制×個別学習×チャーチスクール」となるのではないでしょうか。
私はクリスチャンの親が、知識の習得はもちろん聖書やキリストの愛に根ざして子どもに成長してもらいたいと願うなら自然な結論だと思います。
これがあなたにとって子どもに与えたい理想的な環境の1つなのです。
ともすると、聖書や神様について語ることが許されない公立学校は、最善はおろかそこそこよい選択肢と言えるかどうかも悩ましい気がしませんか?
子どもを送りだす公立学校と、あなたが考える理想的な環境が同じでない場合、学校に行かせるべきなのか今一度立ち止まって考えてみる必要があるかもしれません。
さらに最後にもう1つ質問があります!
8)教えるのは教員or親
少人数制×個別学習×チャーチスクールが理想的な環境だと考えたあなたに、先の7つの質問に加え、8つ目の質問を投げかけます。
子どもを教えるのはどちらがいい?
A:教育について学んだ教員
B:子どもを最もよく知る親
先の7つの質問において全てB案を選択した人でも、おそらく多くの人が「A:教員がよい」と答えたのではないでしょうか。
ほとんどの親は教員が教えてくれるので子どもを学校へ送り出すと言っても過言ではありません。
チャーチスクールではなく公立学校へ子どもを送り出す親たちも、決して理想的な環境ではないかもしれないけれど、子どもへの教育は親よりも教員に学んだほうがよいと考えて。
これまでの1)〜7)までの質問がすべてBだったとしても、この8つ目の質問への回答がAならば、あなたの理想的な環境は少人数制×個別学習×チャーチスクールとなるでしょう。
しかしこの日本にはチャーチスクールがあまり存在しないため、多くの親たちは先の7つ質問でA案を採用する公立学校へ送り出しています。
ではもし「A:親がよい」という選択を選んだ方はどうなるでしょう。
その場合ホームスクーリングこそが理想的な環境だと言えます。
これも少人数制で、個々のペースに合わて学習し、先生(親)はクリスチャンであり、教材は創造論をベースにしたものを選べ、人格の成長を重要視して日々学習していけるのです。
学校へ送り出すのは教員のゆえ?
以上をふまえると「学校 or ホームスクール」という選択は、以下の2つを天秤にかけているとも考えられます。
A:先生が教える+質問1)~7)は好ましくない状況
⇨学校へ
B:親が教える+質問1)~7)は理想的な状況
⇨ホームスクールへ
そしてほとんどの人が「親は子どもを教えることができない」と考え、Aを選択して子どもを学校へ送りだします。
つまり決して好ましい環境ではない学校へ子どもを送り出すのは、ひとえに「教員に教えてもらいたいから」という理由につきると言えるでしょう。
しかし本当にそうでしょうか?
“親は教えられない”という幻想
私は親が子どもを教えられないというのは幻想だと考えています。
なぜなら学校制度が導入されたのは1800年代だからです。
それまでは人類が創造されてからほとんど全ての家庭がホームスクーリングだったことを意味します。
アダムとエヴァ、アブラハム、イサク、ヤコブも、ダニエルやヨブも。
ペテロやヨハネ、なによりイエス・キリストもホームスクーリングでした。
つまり聖書が書かれた時代の人物はホームスクーリングで育っているのです。
では学校制度が導入される以前の人類になにか問題があったでしょうか?
とくにあなたが心配する「もし親が勉学を教えた場合に起きるような問題」が。
他の人より勉強ができない?社会性が身についていない?
仕事につくためのスキルがない?お金を稼げていない?
おそらくそのような問題がないことがわかるでしょう。
そう考えると「親が子どもに教えられない」という主張はかなり疑わしい主張になります。
もし親であるあなたが教えられるのだとしたら?
改めて2つの選択肢を見てください。
A:先生が教える+質問1)~7)は好ましくない状況
⇨学校へ
B:親が教える+質問1)~7)は理想的な状況
⇨ホームスクールへ
ほとんどの人が「親は子どもを教えることができない」と考え、Aを選択して子どもを学校へ送りだします。
しかしそれは本当でしょうか?
もし親であるあなたが子どもに教えることが、あなたの心配事を引き起こさないとするならば。
つまりもし親が教えることで必要な学力や健全な社会性を身につけて成長することができるとしたら。
あなたはAとBのどちらを選びますか?
今一度よく考えてみてほしいのです。
本当に公立学校へ子どもを送り出すという選択が、あなたの子どもにとって最もよい選択肢なのかを。
もし少しでも疑問や違和感を抱くなら、ホームスクーリングについて調べることを心からオススメします。
私たちはクリスチャンが運営するチアにっぽんやチアにっぽん出版のホームスクーリングに関する書籍を参考にしています。
またこのブログではホームスクーリングに関する情報を発信していますので、参考になれば嬉しいです!
心からオススメして。
God bless you!
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クリスチャンですから、やはりホームスクーリングを行うことを御言葉によって確信を持つ必要があります。