夫婦生活日記

世田谷区民の特権!産後ケアセンターを利用すべき5つの理由

産後3週間経った頃、世田谷区の産後ケアセンターを1週間ほど利用しました。

利用前から知り合いの利用者から「すごく良いところ〜!」と良い評判ばかり聞こえてきたケアセンター。出産前から楽しみにしていました。

通常は、退院後なるべく早くにセンターに入所した方が、出産直後の過酷な育児が軌道に乗りやすいと勧められています。

しかし私の出産時はコロナ真っ盛りの時期。
分娩立ち合いも入院中の面会も禁止で寂しさが募っていたため、3週間ほど家でゆっくりしてからの利用となりました。

結論から言うと、「さいっっっこう!」な場所でした。

民間の産後ケアセンターの場合、都内であれば、1泊2日で3万円~6万円程にもなるそう…!たか。

世田谷区の産後ケアセンターは1泊2日で9,000円とリーズナブル(その後1日ごとに4,500円増)!

利用することのできる世田谷区民の方に向けて、5つのポイントで利用するメリットを書いていこうと思います。

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1. 産後ケアセンターで家事から解放される

産後のダメージを受けた身体は子宮内に直径30cmほどの損傷ができており、大怪我をしている状態。

ここで無理をして家事をすると、今後赤ちゃんを産めない身体になったり、将来の更年期障害が重くなったりすることもあるそうです…。こわ。

産後ケアセンターに入所すると、もちろん家ですべき家事はしなくて済みます

赤ちゃんのお世話も、お母さんが負担するのは最低限。
沐浴は助産師さんが毎朝してくれるし、泣き止まない時は抱っこを代わってくれます。

そしてそして、産後ケアセンターはホテルと見まごうほどに綺麗で快適な空間

私は洋室を利用しました。ベビーコットが通りやすいように部屋も間口も広くてのびのび過ごせました!

各個室には洗面台シャワー室トイレが完備されていて、個室だけで生活が完結できるようになっています。産後の身体には移動が負担になってしまうので嬉しい…!そしてめちゃ綺麗。

2. 産後ケアセンターで育児の知恵を教えてもらえる

センター入所中に助産師さんから教えてもらったことは数多くありました!

まず一番助かったのは、授乳に関すること

私はずっと完母で育てており、娘がどれくらいの量を飲んでいるのか、授乳の時間や授乳間隔はこれでいいのか、咳き込んで飲むのを止めてしまうけど大丈夫…?など、小さな不安がいくつもありました。

そこで隣で助産師さんに授乳の様子を見てもらって、丁寧にアドバイスをしてもらいました。

娘の授乳前後の体重を測ってもらい、「この分数で○g飲んでいる」という具体的な数字を知ることができ、「片乳○分×△回/日」を目安にあげたらいいのだということがわかって自信を持って授乳することができるようになりました。

その他にも、エルゴの付け方を教えてもらったり(そのために持っていった)、トコちゃんベルトの使い方も教えてもらいました。

SKY MUSE(スカイミューズ)
SKY MUSE

泣き止まない時のあやし方、抱っこの仕方なども助産師さんによって様々で、いろいろな方法を知りとても参考になりました。

あとは娘を助産師さんに預けた時、寝かしつけにおしゃぶりを使っていたようで(使ってもいいか確認がありました)、おしゃぶりの偉大さを実感し帰宅後に購入しました。笑

こういう便利グッズの使い勝手を知ることができるのも、大きなメリットの一つかなと思います。

3. 産後ケアセンターで子どもを預けて眠ることができる

産後の寝不足は凄まじいものです。こんなにも睡眠を慕うことになるなんて。なめてました…。

まず陣痛〜出産までの間ですでに寝不足になります。陣痛が始まったら痛みでおちおち寝ていられません。初産婦さんの分娩所要時間が平均12時間。その間はゆっくり眠ることができないのです。

そして出産を終えたら間も無く頻回授乳がスタートします。新生児期はとにかく「欲しがるだけあげる!」を推奨している産院が多いです。

私の産院での授乳記録を見返してみると、ほぼ毎時間授乳していると言っても過言ではありませんでした。

初めはどんなに開いても授乳間隔が1時間くらい。その1時間も暇なのではなく、おむつ替えをしたり、ゲップをさせたり、泣くので抱っこであやしたり、寝かしつけたり…。ちょっと寝てくれても、その間に自分の食事やトイレや着替えなどを済ます。少し横になって寝ようかなと思ったらもう次の授乳、この繰り返しです。

そうです、寝る時間なんてないのです!!!!

産後はこの調子なので、本当に睡眠を欲しています。寝不足でふらふらして赤ちゃんを抱っこしながら倒れてしまう、なんて話もよく聞きます。

産後ケアセンターでは希望さえすれば、赤ちゃんを預かってもらいゆっくり眠ることができます。

私は「とにかく休みたいです!」と伝え、夜間はずっと預かってもらっていました

娘が授乳で起きたタイミングで部屋まで娘を連れて来てもらい、授乳を終えたらナースコールで呼んで迎えに来てもらう。これを朝まで繰り返してもらいました!

これは私が完母だったからですが、完ミの方はすべてお任せして夜通し寝ることもできると思います!

4. 産後ケアセンターで身体をゆっくり休めて回復できる

睡眠だけではなく、身体と心のリフレッシュも大切にしてくれる産後ケアセンター。

アロマトリートメントやリフレクソロジー、鍼灸治療などのオプショナルメニューも充実しています(別途料金がかかりますが!)。

カウンセリングルームもあるので、産後の生活の悩みや精神的に辛いことなどを公認心理師・臨床心理士さんに話すことができます。

私は個室の中でできる足湯をしてもらいました。こんな感じ↓

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これがすっっっっごく気持ち良くて、何回かお願いしてやってもらいました。
もちろん、湯中は娘は預かってもらえるので、気持ち的にもゆっくりのんびりできました。

また、産後ケアセンターといえばなんといっても食事が最高に美味しい!

こんな感じの数多くの品目があるメニューでした。

ボリューム満点の3食+授乳のお供にお夜食もあり、常に心もお腹も満たされていました。毎食すごく美味しいし、和洋中バリエーションが様々で全然飽きない!

もちろん産後のお母さんのために栄養豊富な献立なのも嬉しいです。

食事中も娘がぐずってしまったら積極的に預かってくれて、ゆっくり食事を楽しむことができました。

5. 産後ケアセンターに行くことで夫が休息できる

出産を終えて帰宅してから、自分だけではなく夫も一緒に慣れない育児を頑張ってくれていると思います。

退院してすぐ産後ケアセンターに入所するならまだしも、私のように数週間は家でゆっくりしてから入所する場合は、その時点で夫も疲労困憊しています。

数日間のセンター利用で、夫はその間ひとりでゆっくり眠り休息を取ることができます。

退所後の生活で、夜間授乳するお母さんに代わって日中に出来る限りの家事をしてもらうために、ここで一旦体力をチャージしてもらっておきましょう!

産後ケアセンターに持って行ったらいいもの

最後に産後ケアセンターに持って行ってよかったものを紹介します!

基本的な持ち物は公式サイトにある通り。それ以外に私が持って行ったものはこちら。

● 爪切り(大人用・赤ちゃん用)
いつの間にか伸びてしまう爪。赤ちゃんと接する生活で長い爪は禁物。赤ちゃんの爪も新生児期はすぐに伸びるので、数日間にわたって利用する方は必須!

● 抱っこ紐・トコちゃんベルト
家で何度かチャレンジしたものの、装着方法が合っているのか不安でなかなか使えていなかった抱っこ紐。助産師さんにしっかり教えてもらってマスターしました!慣れるまで数日にわたって使い、また助産師さんにチェックしてもらうことを繰り返して自信もつきました。トコちゃんベルトも同様。

● おもちゃ
娘は物を目で追えるようになっていたので、ちょっとしたおもちゃで遊んであげていました。

● 洗濯洗剤
センターのコインランドリーを使用した際に使った物。1Fで販売もしていますが、自宅のものが良い場合はぜひ。

● インスタントコーヒー
好みの飲み物があれば持参することをおすすめします!私はカフェインレスのインスタントコーヒーの瓶を持って行きました。ほっとひと息つきたい時に癒されました。ちなみに個室にはほうじ茶のティーバックが置いてあります。

産後ケアセンター、心からおすすめ!

あらゆる産後のストレスから解放される産後ケアセンター。育児の知恵も自信ももらえます。

コロナ前だと食事をママさんみんなで食堂で食べてたりして、ママ友もできやすかったみたい。今はコロナ感染防止で各個室で食事するようになってて少し寂しいけど、毎日代わる助産師さんたちとは仲良くなれますよ〜。

世田谷区民である特権を行使して、利用することを心からお勧めします〜!

この記事を書いた人
あー

りょうの妻。
1992年生まれ。都内在住・広島出身。
美大 油画科中退 → 専門学校 ビジュアルデザイン科卒。グラフィックデザイナーとして社内受託案件 → リクルートG企業に常駐。現在は専業主婦!

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