夫婦生活日記

【入院レポ】成城マタニティクリニックでの入院生活の様子と感想

2021年1月。
成城マタニティクリニックにて、第一子を出産しました。

産院を選ぶ際、ホームページなどのサイトから情報を集めると思いますが、体験談としての生の声って結構少ない印象…。

お店みたいに口コミがたくさん見られるわけでもないし、特に第一子だとママ友から感想を聞く機会もなかなかありません。

成城マタニティクリニックで産もうか検討している方や、産院選びのポイントに悩んでいる方に有用な記事になったら!と思って書いていきます。

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成城マタニティのお部屋の様子と備品

病室というより、ホテルのような雰囲気でとても快適に過ごせました

成城マタニティは全室個室で種類は以下の4つ。

  • 和室個室
  • 洋室個室
  • 和室特別室
  • 洋室特別室

部屋の希望は入院前に伝えておくのですが、予約ではありません。入院の時点で空いている部屋から選ぶスタイルです。

私は和室個室希望でしたが、個室が埋まっていたので和室特別室(3日間)→ 和室個室(2日間)の利用でした。

和室個室はこんな感じ

特別室と個室の違い

特別室と個室の違いは、ほとんどシャワーの有無だけでした。

あとは少しだけ部屋が広いかな(2畳分くらい?)という点と、壁掛けなどの小物がリッチな雰囲気、肌着とおもちゃのプレゼントが付いている、くらいでしょうか。

肌着とおもちゃのプレゼント

シャワーが部屋についていると、時間を気にせずシャワーを浴びられるメリットがあります。

アメニティは MARKS&WEB でした!

個室入院の場合は地下1階のシャワー室を利用することになり、その際に赤ちゃんをナースステーションで見ててもらえます。その間に赤ちゃんがぐずらないよう、授乳のタイミングを考える必要があるなどのちょっとした制約があります。

地下のシャワー室にもMARKS&WEBのシャンプー、コンディショナー、ボディソープが置いてありました!テンションあがる。

利用時間は7時〜21時と長く、赤ちゃん本位の生活にはありがたいです。

お部屋の備品

部屋に置いてあった備品はこちら。

産院パンフレット「きずな」には載っていないものもあるので、ご参考になれば!

機器類
  • ドライヤー
  • テレビ
  • iPad+充電器
  • 冷蔵庫
  • 加湿器
お茶類
  • たんぽぽ茶
  • ほうじ茶
  • ティーカップ
  • お湯ポット(毎朝持ってきてくれる)
アメニティセット
  • 歯ブラシ
  • 歯磨き粉
  • 蓋付コップ
  • ヘアブラシ
  • コットン&綿棒
  • ボディタオル
その他
  • セキュリティBOX
  • バスタオル・フェイスタオル・ハンドタオル(毎日交換)
  • ティッシュ
  • 円座
  • 授乳クッション
  • アロマポット

成城マタニティ入院中のスケジュール

初産婦さんは5日目、経産婦さんは4日目退院となる入院生活(帝王切開の方は6日目退院)。

ざっくりと入院中にどんなことをするのかを紹介します。

全体のスケジュール

まず、入院期間全体の大まかなスケジュールはこちら(初産婦の場合)。

指導系は日にちが前後することがあると思いますが、基本的に1日1つは何かしらのイベントがある感じでした。

  • 0日目
    • 母子同室開始
    • 授乳&育児指導
    • ベビー:全身チェック
  • 1日目
    • ベビー:ドライテクニック、体重測定、全身観察(以後毎朝)
  • 2日目
    • ベビー:小児科診察
    • アロママッサージ
  • 3日目
    • 退院指導(産後の生活について)
    • ベビー:聴覚スクリーニング
  • 4日目
    • 調乳指導
    • ママ:退院診察
    • ベビー:先天性代謝異常検査
  • 5日目
    • 沐浴実施
    • 清算
    • 11時 退院

1日のスケジュール

基本的な1日の流れをざっくり紹介します。ここに上記の様々な指導や診察などが入ってくる感じです。

随時、助産師さんが様子を見に来てくれて授乳についてなどいろいろと教えてもらいます。

  • 07:00

    全身チェックのためベビーはナースステーションへ

  • 08:00

    朝食

  • 09:00〜12:00

    授乳&睡眠

  • 12:00

    昼食

  • 13:00〜15:00

    授乳&睡眠

  • 15:00

    おやつ

  • 15:00〜17:00

    授乳&睡眠

  • 17:00

    入浴

  • 18:00

    夕食

  • 19:00〜
    翌朝

    授乳&睡眠
    助産師の指導

成城マタニティクリニックのお食事

成城マタニティクリニックの食事、ほんっっっとうに美味しかった

ぱっと見なんてことない煮物やお浸しでも、味付けがすごく凝っていて、びっくりするくらい美味しいのです。一般向けに食堂を開放していただきたいくらい!

和洋中いろんなメニューがありました
ボリュームもけっこうある

コロナ前は食堂でママさんたちが集まって食べていたようですが、私が入院した時は感染予防により毎食お部屋まで運んでくれました

私にとっては、ひとりでお部屋で食べたほうが時間を気にせずいられるし、気持ち的に楽だったな。

また、入院中の好きなタイミングで夕食をお祝い膳にしてもらえます。
すごく豪華な食事で、メインはステーキとロブスター。前菜〜デザートまでフルコースでした!

15時にはちょっとしたおやつもありました。
プチシュークリームやドーナツ、エッグタルトなど。甘いものうれしい!

成城マタニティで受けられるサービス

アロママッサージ

入院中に1度、好きなタイミングでアロママッサージを受けることができます。

全身コース脚集中コースの2つから選べて、時間は60分間です。

私は4日目に受けたのですが、予想以上にリフレッシュになって本当によかった

産後すぐに母子同室で、助産師さんのサポートがあるとはいえ、基本的には自分が24時間娘を見ていなければならない生活。頻回授乳のため、まとまって眠れる時間なんて1時間あればいいほどです。

コロナの影響で誰も面会に来てもらうことはできず、ひとりで淡々と未知の生命と向き合っていて、自分でも気づかないうちに心身が疲弊していたようです。

娘をナースステーションに預けてひとりになって、身体の凝りをほぐしてもらい、とてもさっぱりすっきりした気分になりました。

足型色紙&へその緒ケース

出産してすぐ、出生情報と医師&助産師のサインを記入した色紙に、ベビーの足型をとってもらえます。

院長と介助をしてくれた助産師さんのメッセージカードも添えられていて感動!

へその緒は桐の箱に入れたものをもらいました。

お産セット

成城マタニティは手ぶら入院となっており、お産セットという入院中に使用するグッズを用意してくれています。

  • 分娩着…1着
  • お産用ナプキン(L・M・S)…各1つ
  • 産褥ショーツ…2枚
  • 授乳用ブラジャー…1枚
  • おしりふき…2袋
  • おへそ消毒セット…1つ
  • ガーゼハンカチ…2枚
  • スリッパ …1つ
  • 紙おむつ…2袋

これに追加で必要なものを持参する形なのですが、産前の私は何がどれくらい必要か全然イメージが湧かず…。

結論から言うと、ショーツ3枚授乳ブラ2枚くらい持っていったほうがいいかと思います。

産後すぐはノーブラで過ごすことを勧められ、乳首が痛みだす3日目くらいから授乳ブラを使い始めたので、私は2枚で十分でした。

産前・産後どちらにも使えるこの授乳対応ノンワイヤーブラジャー、とても使い心地がよく愛用しています。

販売・レンタル品

クリニックで販売・レンタルしている物品もいくつかありました。私は利用していませんが、いざという時に買えると安心です。

個人的にびっくりしたのはパジャマのお値段…!

私はパジャマを3着持って行き、「もし必要になったらレンタルしよう〜」と思っていましたが、1着1,100円て!(お高めブランドのものでした)

入院中のパジャマ、どんな形のものがいいか、季節によっても悩むと思います。

私は1月半ばという真冬に出産して、寝る時は長袖のワンピースタイプで十分でした。室内はベビー向けに高めの温度が保たれているので、長袖を重ね着したりすると結構暑いのです。

おすすめなのは、ベルメゾンの2WAY長袖ワンピースパジャマ

裾に付いているスナップボタンを留めればロンパースのような形になるので、寝ているときや回診時に裾がまくり上がらずとても優秀!お手頃価格なのも嬉しい。

あとは診察や退院指導などで他のフロアに行く時に、ちょっとしたカーディガンなどがあると寒さ対策として安心です。

成城マタニティのコロナ禍による変更点

コロナ禍による入院中の制約は、以下の3点くらい。

  • 分娩立ち合い禁止(オンライン可)
  • 一律面会禁止
  • 入院中の個室内での食事

やっぱりコロナ以前との明らかな違いは、退院まで病院外の誰とも会うことができないということ。

これはある程度覚悟していたものの、想像以上に精神的にきました…!

出産の疲れ、女性ホルモンの急激な低下、ズタズタのお股、育児のプレッシャー、頻回授乳による寝不足…。

初めて体験するには重たすぎるこれらの変化を、たったひとりで背負うのは思っているよりも過酷。

もちろん電話やLINEでやりとりすることはできますが、直接会って話す方が圧倒的に励まされるし気分転換にもなります。

私は夫に会いたすぎて、入院中ほぼ毎日泣いていました…。辛かったな。

私の入院中は、面会はできないけど助産師さん経由で荷物の受け渡しは可能でした。

(授乳するとすごく喉が渇くので夫に大きめのポカリを頼んだら、花束も一緒に袋に入っていました。感動!)

成城マタニティに持って行ってよかったもの

小銭・千円札

自動販売機で飲み物を買うのに細かいお金は必須!
授乳中は想像以上に喉が渇きます。私は夜に500mlペットボトル1本を飲み切っていました。ウォーターサーバーも利用できるので、ペットボトルに水を継ぎ足したりもしました。

爪切り

意外とあってよかったものはこれ。
妊娠中って爪が伸びるのすごく早いですよね。出産前にこまめに切ってはいましたが、入院中も気になるレベルまで伸びてしまいました。爪を短くして生まれたてほやほやの新生児を扱えると安心です。

イヤホン

好きな音楽を聴いたり、食事中に動画を見たり。成城マタニティは全室個室なので最悪なくても問題ないかと思います。大部屋の方は必須ですね。

乾燥対策グッズ

基本的に室温は赤ちゃん中心に設定するので、エアコンは常時つけっぱなし。冬ということもあり、お部屋がとっっっても乾燥しました。加湿機で少し軽減されますが、それでも湿度が高いわけではありません。フェイスパック、のど飴、マスク、リップクリームなどを用意するのがベスト!

ストローキャップ

もはや妊婦さんの間では常識のアイテムかもしれませんが…。陣痛中だけではなく入院中にも大活躍しました!授乳時は片手が塞がっていたり寝転んでいたりするので、使わない日はなかったです。これなかったら結構ストレスだったな。
ちなみに退院してからも家で愛用しています。

リラックスグッズ

とにかく頻回授乳で寝不足&体力消耗は免れられないので、少しでもリラックスできるものがあるといいと思います。出産は目を酷使するそうで、ホットアイマスクは毎晩使っていました。
寝不足で頭が痛い時は熱さまシートがとても役立ちました。

成城マタニティクリニックでの出産を終えて

初めての出産&入院生活。

綺麗な施設とスタッフの方の手厚いフォローによりとても快適に過ごせました。

でも正直なところ、新生児の育児は思っていたよりも過酷で、入院中は心身ともに疲れ切っていました。そんな中でも安心して過ごせる良い環境だったなと思います。

迷っている方がもしいたら、成城マタニティクリニックを心からおすすめしますよ!

この記事を書いた人
あー

りょうの妻。
1992年生まれ。都内在住・広島出身。
美大 油画科中退 → 専門学校 ビジュアルデザイン科卒。グラフィックデザイナーとして社内受託案件 → リクルートG企業に常駐。現在は専業主婦!

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