こんな疑問をお持ちの方におすすめの記事!
「いくら妻に/夫に謝っても赦されない」という経験をしたことはありませんか?
自分では誠意をもって謝っているつもりなのに赦してもらえない。
こんなすれ違いが起きてどうしていいかわからずに問題を放置してしまうと、日常のちょっとしたことでも衝突してしまい、夫婦の絆は壊れ溝が深まっていくばかりです。
このすれ違いによる溝を埋めて夫婦の絆を深めるには、夫婦が和解の仕方を学ぶ必要があります。
そして和解するために重要なことは和解するための謝り方です。
なんと人には大きく分けて5つの謝り方があり、和解に通じる謝り方は人それぞれ異なります。
別の記事でこの5つの和解の言語についてまとめました。
そしてこの記事では、あなたの家族が和解の言語を見つける方法と、それを子どもにどのように伝えるのかについて書いています。
最後まで読んでいただければ、あなたや家族の和解の言語を具体的に知ることができ、夫婦や家族の絆を深めることができるようになります。
和解の言語の見つけるための助けとなる質問
和解の言語とは何かを理解したら、次は自分とパートナーの和解の言語を見つけましょう。
「自分はこうやって謝ってほしい。パートナーはこんな風に謝ってもらいたいのか。」とお互いを理解することで、より和解しやすくなります。
和解における第一言語を見つけるための質問
和解における第一言語を見つけるために効果的な質問があります。
過去に和解したり傷ついたりした経験を思い出しながら回答してみてください。
これらの質問の回答が、5つの和解の言語(「ごめんなさい」「私が間違いました。」「どうすればやり直せるかな?」「私は変わります」「赦してもらえないかな?」)のどれに当てはまるか考えてみてください。
いずれの質問でも同じ和解の言語を求めているのなら、それがあなたの和解のための第一言語であると言えます。
公式ホームページの20の質問に答える
上述した質問に答えても和解の第一言語がいまいちわからない、また第二言語として他の和解の言語も持っていないか知りたい場合は、本書の公式HPにある20の質問に答えてみてください。
和解の言語を診断するための質問集があります。
残念ながら英語のみのため回答に時間がかかるかもしれませんが、たくさんの質問に答えるのでより正確に和解の言語がわかると思います。
また和解の第一言語だけではなく、第二言語があると気がつけるかもしれません。
和解の言語を子どもにどのように伝えるのか
この和解の言語は幼少期に両親や周囲の人がどのように謝って和解していたかが大きな影響を及ぼします。
そのため子どもが和解の言語を理解し、複数の和解の言語を話せるように親が意識して教えることは、子どもが周囲との信頼関係を構築するために非常に大切です。
子どもが和解できる人になるために親が模範となる
子どもは自分の両親がどのように和解しているかを見て学びます。
そのため親がよい模範となりましょう。
父親が食器を割った時、母親にどのように謝って和解しているだろうか。
母親が約束を破ってしまったとき、どのように父親に謝っているだろうか。
親が失敗を認め、しっかりと謝る姿を見て、子どもは「失敗したらああやって謝って赦してもらうのか。」と学びます。
そのためまず第一に両親が謝って和解するよいモデルとなりましょう。
子どもに謝る訓練をし、赦される体験を持たせる
よいモデルから学んだことを、子どもが実践する訓練をしていきます。
私を含めほとんどの人たちは「間違いを犯す自分=価値がない自分」という価値観を植え付けられています。
そのため間違いを認めてしまうと、自分には価値がないと感じてしまうため、無意識に間違いを認められません。
しかし子どもには「間違えてもあなたの価値は変わらないよ」ということを伝えましょう。
具体的には、もし子どもが何か間違えてしまったら「◯◯、何か言うことはあるかい?」とたずねてあげ、「ごめんなさい。私が悪かったです。赦してもらえる?」と、実際に和解の言語を口にして謝ることを教えます。
そしてもししっかりと謝ったのなら、はっきりと赦したことを口で伝え、以前と変わらぬ態度で接していきます。
これにより子どもは「人はみんな間違える。やってはいけないことは『自分の間違いを認めない』ことだ」と意識するようになります。
何か間違えてしまったときこそ、和解の言語を教えるよい機会となるのです。
和解の言語を学ぶことで問題があっても絆を深められる家族になれる
夫婦の和解を円満にするためにも、子どもに教えるためにも、まず自分自身が和解の言語について理解を深め実践していく必要があります。
どんなに小さな問題でも向き合わず和解しなければ、そのせいで夫婦の絆は壊れていきます。
しかし夫婦で問題に向き合い和解するならば、むしろ夫婦の絆、家族の絆を深めるチャンスになります。
そのためにはしっかりとパートナーが求める和解の言語を発見することを心からおすすめします。
また謝ること、また赦すこととは、感情ではなく決断です。
感情や感覚で行うのではなく、関係を成長させたいという意志によって行います。
結婚生活は60年以上続きますから、お互いの和解の言語への理解を深め、関係を成長させるという決断は早いにこしたことはありません。
謝ること、特に男性にとっては難しいことかもしれませんが、尊敬しあい愛しあう夫婦を目指し一緒に頑張りましょう!
心からおすすめします。
God bless you!
【こんな記事もおすすめ】
夫と妻で和解の言語や愛の言語が異なりますが、求めているものも違います。男性は尊敬を求めており、女性は愛を求めています。こちらも夫婦人生を変えてくれた本です。
愛を伝える方法にも5つあり、ラブランゲージといいます。和解の言語と同じように、パートナーが愛を感じる方法であなたの愛を伝えると驚くほど喜ばれますよ。