聖書・クリスチャン向け

【列王記 第一】さくっと学べる聖書の書簡まとめ

さくっと学べる聖書の書簡まとめ

聖書の書簡(全66簡)を創世記から黙示録までひとつずつ、さくっと簡単にまとめよう!という妻・あーの試み。備忘録として、簡単な学びのシェアとして記録していきます。通読のお供にぜひどうぞ。

あーちゃん
あーちゃん

「列王記 第一」を一言で説明すると、
神を離れる王たちと諦めない神の愛の書。

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アウトライン

  • ダビデの晩年(1~2章)
    • 王位を狙うアドニヤ
    • 油注ぎを受けるソロモン
    • ダビデの最後の言葉
    • 政敵の排除
  • ソロモンの統治(3~12章)
    • ソロモンの知恵
    • ソロモンの栄華
    • ソロモンの神殿
    • ソロモンの名声
    • ソロモンの背教と死
  • 王国の衰亡(12~22章)
    • 王国の分裂
    • レハブアムとヤロブアムの対立
    • ユダの王たち
    • イスラエルの王たち
    • アハブとエリヤ

著者・背景

列王記 第一の著者(Who)
  • 不明。
  • おそらく複数人いるのではないかと言われている。
  • 聖書学者はエレミヤ、エズラ、エゼキエルなどを挙げている。
列王記 第一の内容(What)
  • サムエル記の続きを記した歴史書。
  • ダビデ王朝の終わりからバビロン捕囚までの歴史(B.C.960〜B.C.560年)を記している。
イスラエルの歴史を記した書簡

イスラエル王国の全歴史はサムエル記列王記で語られており、歴代誌はそれらの書簡とほぼ同じ内容を記している。

  • Ⅰ•Ⅱサムエル記=Ⅰ歴代誌(サムエルとサウルの物語を省略)
  • Ⅰ•Ⅱ列王記=Ⅱ歴代誌(北王国の歴史を省略)
書名(Title)
  • 本来は「列王記」という一つの書
  • 七十人訳の翻訳者たちが2つに分けた。
  • ラテン語訳聖書を完成させた神学者ヒエロニムスが、列王記という名称を命名した。

列王記 第一から学んだこと

自分の持つ影響力を自覚する

群れのリーダーの影響は群れ全体に影響を及ぼすということが、ソロモンやその後の王たちから学べる。

列王記を読むとおもに王がどのような人物だったか、またどのような行動を取ったかが描かれており、民についてはあまり詳細は書かれていない。しかし王だけ悪く、民だけ良かったことは一度もない。

私たちは大なり小なり周囲の人に何かしらの影響力を与える。親は子どもに。夫は妻に、妻は夫に。一緒に過ごす兄弟姉妹に。職場の同僚に。

私は誰かが主に目を向けるかどうかへの影響力を持っている。御霊に仕える栄光ある務めを自覚し、周囲の人が主に目を向けるために、与えられている影響力を用いていきたい。

神の基準で選択する

歴代の王たちへの主からの評価は、「イスラエルの神を礼拝したか。偶像礼拝を排除したか。契約に誠実であったか。」だった。

王たちは偶像を取り除く、民の目を主に向けるなど様々な選択を行った。それはアサ王に言われたように、主の心にかなうことだった。御言葉から主の基準を知り、その主に喜ばれる選択を日々行っていきたい。

大きなことはしなくて良いと主はおっしゃっている。
空腹であった時食事を提供すること。渇いていた時水を与えること。病気や困難な時に見舞うこと。

兄弟姉妹にした小さなことは、王に対してしたことになる。「元気?」と連絡すること。食事の交わりをすること。5分立ち話すること。

いずれも御言葉から主の心を知り、1日1つ。週に1つ。主の心に叶った小さなことを選択していきたい。

あーちゃん
あーちゃん

明日からでも自分にできる小さなことから、一歩踏み出していこう!

クリスチャン夫婦が一緒に聖書を学んでいます。他の書簡のまとめもどうぞ。

この記事を書いた人
あー

りょうの妻。
1992年生まれ。都内在住・広島出身。
美大 油画科中退 → 専門学校 ビジュアルデザイン科卒。グラフィックデザイナーとして社内受託案件 → リクルートG企業に常駐。現在は専業主婦!

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マムレ日記|クリスチャン夫婦のホームスクール日記
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