こんな疑問をお持ちの方におすすめの記事!
結婚によって深められる夫婦の愛はこの世で最も尊いものではないでしょうか。
家庭を築く上で夫婦関係というのは最も重要な要素の1つです。
しかし結婚生活は決して簡単なものではありません。
夫婦の絆をより深く濃くするためには、夫婦が互いを深く理解し合う事が必要不可欠になります。
今回は夫婦の違いを理解するために、男性と女性のそれぞれの性質についてまとめられた本を紹介します。
この記事を読むことで夫は妻に・妻は夫に対してどのように接するべきなのかを、感覚でなく言語化して明確に理解できるようになります。
愛されたい妻と尊敬されたい夫の要約
まとめ
男女の違いを理解せず結婚生活を歩むと狂ったサイクルが回りだす。
しかし違いを理解する時、夫婦の間の愛が活性化する活性化サイクルが回りだす。
いつまでも愛し合う夫婦を目指して、違いを知り、受け入れ、尊敬と愛を示すサイクルを回そう。
ポイント2女性の愛を感じるポイントCOUPLEは『愛されたい妻と尊敬されたい夫』から妻は愛されたいことを学ぶ〜妻の巻〜【書評】をお読みください。
妻は愛されたいが、夫は尊敬されたい
いきなりですが質問です。
男性は尊敬を選び、女性は愛を選んだのではないでしょうか。
こんなアンケート結果があります。
Q.あなた(男性)が妻とぶつかったときに感じるのはどっち?
A.自分は妻に尊敬されていない。
B.自分は妻に愛されていない。集計結果:81.5%の男性がAを選択
Shaunti Feldhahn, For Woemen Only: What You Need to Know about the Inner Lives of Men(Portland, Ore.: Multnomah,2004)
このことから一般的に男性は尊敬を求め、女性は愛を求める傾向があるとわかります。
つまり何も意識しないと、夫は妻を尊敬しようとし、妻は夫を愛そうとするのです。
しかし妻は尊敬を求めていませんし、夫は愛を求めていません。
その結果
りょう
妻は全然私を尊敬してくれない!
あーちゃん
夫は全く私を愛してくれない!
というすれ違いが起きてしまうのです。
こうなると、夫は妻から尊敬されないのでますます妻を愛さないようになり、妻は夫から愛されないのでますます夫を尊敬しないようになります。
この狂ったサイクルという悪循環が回りだすのです。
ではこの狂ったサイクルに入らないために、またすでに回りはじめていたらどのようにすればよいのでしょうか。
答えはシンプルであなたが行動するのです。
妻は夫から愛されていないかもしれないけれど、まず夫を尊敬してみてください。
夫は妻から尊敬されていないかもしれないけれど、まず妻を愛してみてください。
まずあなたから与えるのです。
こうして活性化サイクルを回していくのです。
本書は具体的にどのようなポイントで夫や妻が尊敬や愛を感じるのか紐解いてくれます。
男性が尊敬を感じるポイントはCHAIRS
男性は愛ではなく尊敬を求めます。
なかなか信じられない奥様は尊敬テストを夫にやってみてください。
本書の中ではある女性がテスト結果をこう報告しています。
私が出口まで行かないうちに夫が「ちょっと待って、僕の何を?」と叫んだのです。
考えていた(尊敬できる)ことをすぐに伝えると夫は「これからみんなで食事に行こう!」と言うではありませんか。
めったに家族で外食しない人なので驚きました。
男性は基本的に尊敬されると仕えたくなるのです。
Conquest:結果を出したい
働くか、さもなくば刑務所行きか
コメディアン ティム・アレン
男性には人生という競技場で結果を出したいという欲求があります。
外の世界に出て行って働き結果を出すことは、男性が生まれつき持っている欲求なのです。
ある男性が新事業を立ち上げて経済的安定と社会的名声をもたらす成功をしました。
それを妻に報告すると一言
それはよかったわね。
こう言うとすぐに次の家事にむかったそうです。
この男性はがっくり来て、今後一切妻とは仕事の話をしないと決めたそうです。
男性は成果を妻に認めてもらうことを通して、尊敬されていると実感するのです。
男性にとって働き尊敬を得ることはもはや生きがいなのです。
そのため夫が何か仕事や働きの話を嬉しそうにするとき、その結果を認めてあげることは尊敬を示す態度なのです。
Hierarchy:家族を養いたい
男性は家族を養うことで尊敬されていると実感します。
妻や子どもが不自由なく暮らせているという事実を、男性は心底うれしく思っています。
その夫の心を理解して対応した奥さんの話がありましたので抜粋します。
ロサンゼルスの教会の牧師、イービー・ヒル博士は妻ジェーンと暮らしていましたが生計をたてるのに苦労していました。
ある夜ヒル牧師が帰宅すると家中が真っ暗です。
玄関に入ると奥さんがキャンドルライトディナーの準備中でした。
ヒル博士はこれはいいと思い手洗いに行きましたが電気がつきません。
寝室もだめです。
台所に戻って「電気がつかないんだが?」と妻に尋ねると妻は泣き始めました。
「あなたは一生懸命働いているし、私も努力したのに、ごめんなさい。
電気代が払えなかったのよ。キャンドルライトにすればわからないと思って。」
ヒル博士は震えた言葉でいいました。
「私、こんな恥ずかしい目にあったの、生まれて始めてよ!」などと言われたら二度と立ち上がれなかった。
でもジェーンは『いつか電気はつくわ。今日はキャンドルライトを楽しみましょうよ。』と言ってくれたのです。」
Family News from Dr. James Dobson, February 1995.
文字通りいのちをかけて妻や家族を養っている旦那さんに、「私は今の生活で満足しているわ」と尊敬を示すことをおすすめします。
Authority:リードしたい
男性は責任を持って家庭をリードして物事を決定していきたい性質があります。
しかし多くの家庭では奥さんがリードして物事を決める事が多いようです。
あるカップルが結婚した時に2人で相談し『大きなことは夫が決め、小さなことは妻が決める』ことにしました。
ところが20年後に夫は気が付きました。
夫として大きな決断を一度もしなかったことに。
妻はもっといろいろな判断を夫に任せてみてください。
夫が何も決断しないと思うならば、過去に何か決断した時に、妻が色々と口を出さなかったか考えてみてください。
妻が尊敬を示すのなら、夫は警戒心もなく支配欲もなくなるでしょう。
まずは小さなことで良いので、夫の判断を尊重してうけいれてみてください。
Insight:問題を解決したい
男性は問題を解決したいと思います。家族の問題を解決していくことを通して、家族からの尊敬を実感します。
しかし妻は夫には聞くべき意見や知恵など無いと決めつけてしまいます。
結局は家を切り盛りし子どもを育て、日々決断していくのは自分しかいないと思い込んでしまいます。
ぜひ妻の皆さんは「いつも自分が正しい」という態度で夫に接していないか考えてみてください。
それは夫の問題を解決したいという思いを奪い、尊敬を示さない態度ととらえられてしまいます。
Relationship:友達がほしい
夫は妻と友情を育みたいと願っています。
女性には信じられないかもしれませんが、男性にとっては何かを一緒にすることがコミュニケーションの手段です。
女性は話すことで自分たちの体験を振り返り気持ちを分かち合います。
しかし男性は違います。
そばにいて一緒に体験する、それこそ妻に求めていることです。
実例があったので引用します。
ご主人と一緒に講習会に出かけて、夫が1つの作品を作り上げるのをじっと見守りました。
一言も話さず、ただそこに座ってご主人の仕事ぶりをみていたのです。
ご主人はそんな奥さんをちらっとみて満足そうに笑いかけてきました。
奥さんも笑みを返しました。数分後にまた笑みを交わす。
こんなことを1時間近くに渡って繰り返した後、ついにご主人の方から話しかけてきました。
「君が何をしてくれてるのかわからないけど、すごく助かる。その調子で頼むよ。」
何してるのかわからないけど助かるってなに!?
助かるのよこれが…
男性は肩を並べて一緒になにかすることで親密になります。
体験をもとにし、お互いへの関心を深める中で愛情を育むのです。
妻が自分にとって最愛の友人となってくれるのであれば、これ以上ないほどの尊敬を感じることができるでしょう。
Sexuality:性的に満足したい
悪魔は
結婚前の男女を性的に結びつけようと手を尽くすが、
結婚後はふたりを引き離すために手を尽くす。
一般的に妻は話すことで情緒的に発散し、それが満たされると愛されたと感じます。
夫が話をしないことは、愛されていない、気にかけてもらえないのと同じです。
しかし夫は性的な交わりを通して身体的に発散する必要があります。
妻にそれを拒まれると、自分のことなどどうでもいいのだ、自分と自分の欲求が軽視されたと思ってしまうのです。
妻の皆さん、夫が3日間、3週間、3ヶ月あなたと口を聞いてくれなかったらどう感じますか?
なんてひどい夫かと思うでしょう。
でも多くの既婚の女性の中には、夫に対して逆の事をしてしまいがちです。
また男性は性的な刺激を視覚的に受けますが、女性にはそれが理解できません。
夫は結婚して妻だけを見つめたいと本気で決意します。
しかし視覚的に反応してしまう事があります。
この男性特有の弱さについて妻が理解してくれるかどうかも重要です。
妻がこの夫の性質を理解して協力してくれるだけで、夫は尊敬を感じますます妻を愛するようになるでしょう。
夫が尊敬を感じる方法で尊敬を伝えよう
夫が尊敬を感じる方法について、いずれも妻からするとあまり実感できない方法が多いでしょう。
だからこそ夫の声をよく聞いてみてください。。
本当にこれが嬉しいの?これで尊敬を感じるの?と。
夫の声を聞かずに狂ったサイクルが回り続け疲弊するか。
夫が愛を感じる方法を実践し活性化サイクルを回し続け夫婦の絆を深めるか。
日々のほんの小さな決断が、あなたの結婚生活を大きく変えることになります。
ぜひ本書を手にとって夫婦で話し合ってみてください。
心の底から驚かされること間違いなしです。
夫婦の絆を深める答えはシンプルです。
あなたが行動するのです。
妻は夫から愛されていないかもしれないけれど、まず夫を尊敬してみてください。
夫は妻から尊敬されていないかもしれないけれど、まず妻を愛してみてください。
まずあなたから与えましょう。
God bless you!
関連記事
女性編もあります。妻の性質を理解したいならおすすめです。
男女の違いを理解したら実践あるのみです。毎週1日は夫婦で過ごすことをおすすめしています。