産院選び…。
都内は特に選択肢が多く、長い妊娠生活で最初に悩むポイントのひとつではないでしょうか。
私がはじめに通っていたクリニックは分娩ができない病院だったので、胎嚢と心拍が確認された7wの健診で先生に「3週間後の健診までに産院決めてくださいね!」と告げられました。
急なことだったので非常に焦りを感じたことを覚えています…。
1人目だし、何を基準に選べばいいのか…。
そして産院の良し悪しが全くわからん ( ;∀;)!
当時は足立区に住んでおり、妊娠をきっかけに教会のある世田谷区への引っ越しを検討し始めていた頃でした。
世田谷区で子どもを出産する…。
右も左もわからない中で、教会の先輩ママさんたちに情報を聞きまくり、成城マタニティクリニックに決めるに至ったのでした!
今回はその決定するまでに辿った道のりを紹介したいと思います。
産院選びで優先したポイント
まず私がしたことは、ネットで “世田谷区で分娩ができる病院” のリストを探すこと。
様々なまとめサイトがありますが、情報が古かったり使い回されているものが多い印象…。
こちらの周産期医療の広場の施設検索が最も信頼できそうです!
いくつかの産院を見ていて、なんとなく絞り込むためのポイントが浮き彫りになってきました。
1. 出産費用
産院によって出産費用は大きく異なり、さすが世田谷区、高いところで80万円〜(初産婦)という凄まじい高額…!
平均はだいたい60〜70万円。
(無痛分娩を希望すると+10〜20万円かかるところが多いです。)
被健康者は国から出産育児一時金として42万円が支給されるものの、その差額は自己負担となります。
国民健康保険中央会の調査によると、平成28年度における出産費用(正常分娩)の平均額は、約50万円だそうです。自己負担は8万円くらいで済んじゃうんですね。
都内がいかに高額かがわかります…。
大きなお金が動くわけですから、安全に出産できる体制が整っているのであれば、なるべく安価で押さえたい!
2. 自宅からの通いやすさ
ほとんどの場合、妊婦健診を出産する病院で受けることになるかと思います。
後期以降は1〜2週間に1回のペースで妊婦健診が入ってくるため、自宅からの通いやすさは見逃せません。
歩いて行けない距離だったり、電車やバスを乗り継がないと行けないような立地の病院は候補から除外していきました。
3. こだわり(カンガルーケア・母子同室・立ち合い分娩など)
大きな総合病院では、希望のバースプランの融通が効かない場合があります。
私が色々調べた上で希望したいと思ったこだわりはこちら。
カンガルーケアは医療従事者の十分な管理体制がなければ危険なケースがあるとされているものの、メリットを考えると「出産直後にぜひやりたい!」と思いました。
また私は可能な限り完全母乳で育てたいと考えているため、入院中の母子同室も必須条件でした。
(母子同室でない病院の方が少ないですが…!)
分娩時の夫の立ち合いについても、ほとんどの病院でOKとされていますが、成城マタニティは条件を満たせば夫の宿泊も可能という点が魅力的でした!
4. 評判の良さ
妊娠が判明してまもなく、教会の先輩ママさんに連絡して産院について詳しく聞きました。
私の行っている教会にはママさんがたくさんいるので、教会に行っていなければあり得ない量のリアルな口コミを多く仕入れることができました!笑
病院名はあえて書きませんが、「ここでは産みたくないと思ったよ…」というマイナスの意見を聞くことも。
その中でも評判が良く、利用者も多かったのが成城マタニティクリニックでした!
快適すぎて「退院したくなかった…」と言っているママもいました。笑
総評
以上の4つのポイントを踏まえて、総合的に成城マタニティクリニックだ!と決定しました。
成城マタニティの出産費用は、私が産院選びをしている時はホームページに掲載されていましたが、2021年1月現在は「受付にお問い合わせください」となっていました。
分娩費用&入院費用&検診料など諸々の費用は、出産後にまとめて記事にしますね!
ちなみに、夫は費用の面などでも色々と意見をくれましたが、最終的には
出産するのはあーちゃんだから!
あーちゃんの産みたいところにしよう!
と言ってくれました。優しい…(;ω;)
ちょっと検討した…助産院のメリット&デメリット
お産できる場所はなにも医療機関だけに限ったものではありません。
元々自然食品やスローライフが好みで、実家では一時期マクロビをやっていたという背景を持つ私は、「助産院という選択肢もあるな…」と思っていました。
しかし助産院は医療行為をできないため、もし出産時に医療行為が必要になった場合には提携している医療機関に搬送されることになります。
初産で何もかも不安であった私には、その点が大きなハードルに思えました…。
(つわり真っ只中で心身ともに不安定すぎた時期だったので尚更!笑)
とはいえ、私が「助産院いいな〜」と惹かれたポイントはこちら↓
反対にデメリットだなと感じたポイントはこちら↓
食事制限や運動に関する厳しい管理に怖気付いてしまいましたが、私のタイプ的に「強いられれば頑張れたんじゃないかな!」と思います。
また、緊急時の医療機関への搬送もきちんとした連携体制が整っているはずなので、心配しすぎることはないと今となっては思います。笑
もし2人目の子どもが与えられたら、助産院での出産を前向きに検討したい!
できれば自宅出産してみたいな〜!
その他、比較検討した産院
ここまで読んでいただくと、成城マタニティクリニック一択のように思われるかもしれませんが、最後まで比較し迷っていた病院がありました。
それは自衛隊中央病院。
「自衛隊 !?」と思われるかもしれませんが、一般の人も利用できる普通の総合病院のような医療機関です。
ここの魅力はなんと言っても安価な出産費用!
ホームページでは “50〜60万円程度” と記載されています。世田谷区では破格。
第一子を成城マタニティで、第二子を自衛隊病院で出産した教会の友人がいたので様子を聞いたところ、病棟もきれいで助産師さんも優しく対応してくれ、「総合的に満足だった!」と聞きました。
ちょっと距離はあるけど許容範囲内かな…と揺れ動いていた矢先、新型コロナウイルスの感染者を受け入れているという情報が目に入りました。
胎児や妊婦への影響などが明らかになっていない段階だったので、万が一のことを考慮して避けた方がいいのかなと考え、成城マタニティに決めたのでした!
まとめ
こんな感じで産院を決定しました!皆さんの参考になったら嬉しいです。
人それぞれこだわりポイントがあると思うので、後悔しない出産となるように、たくさん調べて納得して決めてみてください。
あと、都内は特に人気の産院だと予約が埋まってしまっているというケースが多いです!
(第一希望の産院を予約できなかった友人が多くいます!)
早めにリサーチをかけて予約を入れることを強くおすすめします!
無事に出産が終わったら、通院感想も交えて成城マタニティでの分娩の様子を書きたいと思います!