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あなたの特徴は何?大学進学大企業就職に縛られない働き方ができる時代

りょう
りょう

こんな疑問をお持ちの方におすすめの記事!

  • 大学を卒業して大企業に就職する以外に働く方法はないのだろうか
  • どうしたら自分だけの特徴や能力を持って働けるだろうか

人生100年時代と言われ終身雇用が成り立たないと日本のトップ企業が公言する時代になり、会社ではなく個人の能力や特徴がますます重要な時代になっています。

日本ではこれまでみんなと同じ様に学校で勉強し、大学に合格し、就職活動で大手企業に入社すれば人生安泰(お金で困らない)と言われていた時代でした。

多くの人が大企業を目指した時代であり、また個人の特徴が際立つことよりも企業の一部として機能することが求められた時代でした。

しかし時代は変化しつつあります。

そしてその人だからこそ持っている特徴を活用する事で、新しい仕事や働き方のスタイルが生み出されています

私たち世代はもちろん、私たちの子ども世代もこの新しい時代を生きていくことになります。

この記事は大学を卒業して大企業に就職するだけが唯一の道ではない事について考えてみました。

私の子どもが多様な価値観や選択肢を持って仕事を選んでいく事ができるように、まず親である私が多様な選択肢を知りたいと思ったのです。

もしあなたが「大学進学から大手企業に就職することこそ、唯一子どもに進んでほしい道だ」と思っているのなら、多様な働き方があることを伝えたい。

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イノベーションとは異なる視点をかけ合わせること

イノベーションとは異なる視点をかけ合わせること

新しい仕事や働き方のスタイルを生み出すには、その人だからこそ持っている特徴を活かす事が重要になります。

なぜなら誰もが持っている特徴だけでは人々に新しい価値を提供する事はできないからです。

これは企業においても同じです。

それゆえに企業はイノベーションを起こして新しい市場やプロダクトを生み出す事を目指しています。

ただしイノベーションとは全く新しい何かを作ることではありません

既知の異なる物を組み合わせることで新しい物を作ることです。

例えば

・コーヒーショップ×ペット=猫カフェ、ふくろうカフェ、etc…

・車×家=キャンピングカー

・インターネット×日記=ブログ

などなど。

全く異なる物を組み合わせる事でそれまで世の中になかった新しいプロダクトや市場が生まれ出てくるのです。

組み合わせが意外であるほど、これまで市場になかった物が作り出されます。

※その市場が大きいか小さいかは別問題

特徴ある仕事は特徴の組み合わせによって生みだせる

特徴ある仕事は特徴の組み合わせによって生みだせる

組み合わせる事で新しい物ができるのは市場やプロダクトだけではなく、仕事や特徴についても同じことがいえます。

「あなただけの特徴」と聞くとなかなか無いように思えてしまいますが、実はあなたならではの特徴を持つのは案外難しいことではありません。

なぜなら1/100に1人の特徴を2つか3つ掛け合わせるだけで、他の人が持っていないような特徴を持つことができるからです。

1/100人の特徴を3つかけあわせると、100万人に1人(1/1,000,000!)の特徴を持つことになります。

たとえば私の場合を考えてみましょう。

私は特徴①理系×大学院修士課程卒業という特徴を持っています。

日本では修士課程に入学するのは100人に5人程度です。

また文系と理系の比率は7:3となります。

つまり理系×大学院卒という特徴だけで100人に2人の人材となれます。

りょう
りょう

これだけだとあと一歩届きませんね!笑

大学院卒業後は東証一部上場大手化学メーカーの研究開発員として働き、その後大手IT企業の営業というキャリアを歩んでいます。

理系から文系にキャリアを変えて幅広い人と関わった経験があります。

理系大学院を卒業しつつ文理問わないキャリアを歩む人はそう多くないでしょう。

そうすると私のキャリアは1/100人に1人の特徴となります。

私はホームスクールを行おうと思っているので、特徴②ホームスクールで子どもを育てた親という特徴を将来持つでしょう。

ホームスクールで子どもを育てる人の割合はわかりませんでした。

ホームスクールは日本ではまだまだ普及していないのでもっと少ないはずですが、便宜上1/100としておきましょう。

24時間365日子どもと関わりながら子どもを育てる経験をした特徴を持つわけです(将来の話ですけど)。

私は特徴③大学時代5年間子どもキャンプボランティアを行っていました。

りょう
りょう

狂ったように子どもたちとのキャンプに明け暮れていました笑

キャンプにもドハマリして大学院生の夏休みに30日連続キャンプをしたことがあります。

一番力を注いだ時期は毎週末キャンプに出かけていて、5年間にざっくり見積もって合計で200人の子どもたちと300日間くらいキャンプしました

関わってきた子どもたちは幼稚園児から高校生と年齢を問わず幅広く、ボランティアで関わった友人は大学生や教員、海外青年協力隊経験者など本当に多様です。

キャンプをすることや子どもと関わるボランティアに参加すること自体は珍しい特徴ではないでしょう。

しかしこれだけ多くの子どもたちと一緒にキャンプなど自然体験をしてきた人は多くはないでしょう。

りょう
りょう

データがないのでだいぶ怪しいですが、1/100に1人の特徴としておいてください笑

以上をかけ合わせると理系大学院卒で大手企業の文理問わないキャリア×ホームスクール×子どもと自然体験活動を行った経験が私の特徴となり、私は100万人に1人の特徴を持っていることになります!

こうすることで

  • 国公立理系大学院を卒業後に大手企業へ就職した経験
  • 研究開発から営業などジャンルを問わない幅広いキャリア経験
  • ホームスクールで1人1人の子どもに合わせた子育て経験
  • 幼稚園児から高校生と多様な子どもたちと一緒に過ごした経験
  • ⇨こんな経験を持つ私が、家庭教師としてあなたのお子さんが没頭できる勉強や仕事探しをお手伝いをします!

みたいな仕事が作れるかもしれません。

需要があるかわかりませんがね!笑

やってることは普通の家庭教師やキャリアカウンセラーと区別ないですが、幅広い経験と多様な子どもと関わってきた私ならではの特徴を出せると思います。

このように100万分の1の特徴を持つためには、1つの分野で修練するのではなく1/100の特徴を3つ掛け合わせる事でも達成することができるのです。

ちなみに私はクリスチャンという特徴を持っています。

日本のクリスチャン人口はだいたい1%程度と言われています。

※今はもっと低いと言われていますが。

キリスト教に対するイメージは人それぞれですので前向きな反応と後ろ向きな反応があります。

前向きな反応をする方からみれば私がクリスチャンであるというのは1つの魅力でもあります。

これだけで1/100に1人の特徴を持っている事になります。

りょう
りょう

これで1億分の1の人材になれました笑

特徴をかけあわせて唯一無二の特徴を生み出している方々

私の例だと仕事として成り立つのか現実味がありませんので、実際に特徴をかけ合わせて活躍している方々を取り上げてみます。

Smashlog=ゲーム×イベント運営

Smashlogは私が大好きなゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ(以下スマブラ)」でイベント運営をしています。

アマチュア大会の主催、解説動画の投稿、ブログ運営、おもしろ企画など、1つのゲームを主軸にして多岐にわたるイベントを展開している団体です。

プロゲーマーも所属しており、他のメンバーもアマチュアながらスマブラで上位に入るために仕事を辞めています笑

日本だと「ゲームなんて…」と言われる事が多いですが、今やe-sportsと呼ばれ世界ではスポーツの1種と認知されています。

e-sportsで勝利することを目指すプロゲーマーはトップアスリートと変わらない難易度です。

しかしゲームに様々なイベントをかけあわせることで新しい市場を生み出しているのがSmashlogになります。

スマブラが仕事のSmashlogメンバー

Smashlogの中でも仕事をやめて専念されているメンバーを紹介します。

どなたも異次元の強さです!笑

あばだんごさん

keptさん

takeraさん

raitoさん

サバイドル=サバイバル×アイドル(かわいさ)

私はキャンプが好きなのでいろいろなキャンプ動画をよく見ています。

そんなある日「サバイドル」という見慣れない単語が。

気になって見てみるとかほなんさんというアイドルがサバイバルしている動画でした笑

しかも内容がかなり本格的で、キャンプだけにとどまらず渓流釣りなどコンテンツが幅広いです。

かほなんさんはなんとキャンプのために自分で山を1つ購入したそうです笑

りょう
りょう

アイドルが山を買うという発想がすでに規格外ですね!

そして自分の山でキャンプしている様子やキャンプ場での様子を動画で配信しています。

YouTube配信の収入だけでなく、企業からのスポンサー収入や使用するキャンプ用品の紹介収入など収入源は多岐にわたるでしょう。

キャンプするアイドルが仕事になるんだからスゴイ!

おっさんが1人でガチキャンプ、家族でのほほんキャンプ。

趣味がキャンプのかわいいアイドル。

これらも一定のニーズはあるでしょうが、それほど珍しい組み合わせではありません。

しかしかわいいアイドルが本来縁遠いと思われるサバイバルをすることで、これまでになかった特徴を引き出して全く新しい市場が作り出されています

イケダハヤト=SNSマーケティング×ブログ

ブログから始まり今ではYouTubeなど多方面で活躍されています。

イケダハヤトさんはもはや特徴が多様過ぎて何をしている人なのかよくわからないですが、始まりはSNSマーケティングの仕事とブログをかけあわせたところから始まったようです。

SNSマーケティングを本業で行いつつ自らブログを運営することでフリーライターとして活躍されてました。

紹介している方々の中でも特徴同士の相乗効果が高く親和性の高い組み合わせです。

きりのちゃんねる=育児×Vlog

育児VlogとしてYouTubeで公開しています。

子育ては家庭の中で行われるため自分の家庭以外の様子を知ることはありません。

しかし悩みは尽きないもの。

世の中にありふれた育児をVlogとして公開することで、多くの家庭の悩みを解決しています。

他にも育児系のVlogは多数YouTubeに存在しており、人気があるみたいですね!

OKUNO CHANNEL
おうちごはんに困ったら 上級食育アドバイザーOKUNOにおまかせください! 食べることが大好き!が高じて 出産後に上級食育アドバイザーの資格を取得。 簡単、栄養たっぷり時短料理や 子どもの離乳食・幼児食など 食関連の動画を中心に配信中! 【OKUNOプロフィール】 東京都出身/35歳 3歳男の子、1歳女の子を持つ2児の 
ワーママみさきん
二児の母/会社員フルタイム勤務/30代 IT企業に勤めるフルタイム勤務の会社員です。 昔から食いしん坊で、食べる事、料理・お菓子作りが大好きです。 慌ただしい生活の中でも、ほどよく自分の楽しみを見つけ、 日々の生活を楽にする情報を発信していきます! 時には悩み共有をし、悩めるママ達の拠り所になるような場になれば嬉しいで 

でんじろうさん=科学×エンターテイメント

私が大学生くらいの時に有名になったでしょうか。でんじろうさんです。

でんじろうさんの経歴みてみるといわゆる普通の人です。

ただ多くの人にとって「学校で覚えるだけのつまらない科学」を「おもしろおかしいエンターテイメント」に変えた事でブレイクしました。

私を含め理系大学卒から見ると取り扱っている実験はどれも中学高校レベルの知識で理解できるような内容ばかりです。

しかしでんじろうさんはそれを大げさにわかりやすく表現したことで誰も持っていない特徴を手に入れました。

また私がよく見ているYouTuberにこーじさんがいますが、彼も物理学のシミュレーションおもしろく紹介してくれます。

私が理系だからかもしれませんが、物理学のシミュレーション実験って本来行えないような実験ができるので結果がとても気になってしまいます笑

このように学校で学べるような知識をエンターテイメントにすることで新しい仕事の形を生み出しました

れつたろうブログ=エンジニア×プロダクトレビューブログ

https://www.retsutarou.com/

プロダクトを作るエンジニアが世の中にあるプロダクトをレビューするブログです。

私も化学系のエンジニアだったのでわかりますが、エンジニアという職業はプロダクトを多角的に観察する能力が必要になります。

そのためプロダクトを様々な角度からレビューする能力に長けているでしょう。

全てのモノのうち、完璧なものはありません。

何かしらの注意すべきところはあります。

そういった、購入するときに注意すべき点までお伝えします。

どうすれば克服・改善できるかも紹介できればと思います。

れつたろうの自己紹介より引用

プロダクトを作るエンジニアだからこそプロダクトの良い点だけでなく気になる点もしっかりと見つける事ができます

またその改善策まで考案できるのはプロダクトに精通しているエンジニアならではなのではないでしょうか。

まとめ

  • 唯一無二の特徴は異なる特徴を掛け合わせる事で生まれる
  • 大企業に就職しなくても自分が持つ特徴をかけあわせることで仕事を生み出す人はたくさんいる

いかがだったでしょうか。

実はこの記事は昔々に高校生、大学生だった私に向けて書く事をイメージしました。

なぜなら私自身が仕事や人生を大学進学から大手就職しか見据えていなかったからです。

その道はその道で素晴らしい選択肢だと私は思います。

でも今の時代は感謝なことにそれ以外の選択肢も多様です。

勉強こそすべてで進学や就職こそ唯一の道であると考える必要はなくなった時代です。

ホームスクールという教育スタイルだけではなく、その先の仕事についてもよく考えて子育てを行っていきたいですね!

God bless you!

学校は変わらずとも社会は変わっています。

いまだに忍耐・礼節・協調を重んじる人材を育てる学校ですが、企業はそのような人材をもう求めていません。

日本でも企業や個人が教育改革に乗り出しました。

プロジェクトベースドラーニング(プロジェクト型学習)を取り入れた2つの高校について紹介します。

この記事を書いた人
りょう

某都立大学院で化学専攻。大手企業で5年間最先端研究開発に携わった後、日立系IT企業で営業として活動中。

愛妻と娘の3人暮らしでホームスクール中。
将来は子ども食堂の運営、クリスチャンスクール、異世代間シェアハウスの設立を目指しています。

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