
こんな疑問をお持ちの方におすすめの記事!
いきなり質問です。
あなたにとって“父親”とはどんな存在ですか?
またあなたが父親なら、“どのような父親”になりたいですか?
この記事を開いたあなたなら、一度は「理想の父親ってなんだろう?」と考えたことがあるでしょう。
私も子どもが生まれ、良い父親でいたいと願う1人です。
しかし私たちの父親イメージや父親としての行動は、私たちの父親の影響を強く受けています。
そのため何も意識しなければ自然と自分の父親と同じように子どもに接していきます。
それが妻や子どもにとってよい影響を与える行動であれば感謝でしょう。
しかし自分が父親に言われて悲しかったこと、父親にしてもらえず辛かったこと、父親の態度に深く傷ついたことなど、できれば避けたいと思う行動もまた父親と同じように行動してしまいます。
つまりあなたが過去に傷ついてできれば避けたい経験を、愛する我が子にもさせてしまうのです。
とくに父親から深く傷つけられた経験がある場合は、なおさら我が子には同じ思いをさせたくないでしょう。
ですがこれは負の連鎖であり、誰かが意識して改善しなければ、あなたの子どもだけでなく、孫やその先の世代まで受け継がれてしまう負の遺産です。
でも安心してください。その負の連鎖を解決する方法があります。
それはまず理想的な父親像を理解し、具体的に1つ1つの行動を愚直に変えていくことです。
でもそのために具体的にどうすればいいかわかりませんよね。
そこでこの記事では映画『Show Me The Father/父との物語』を紹介します。
この映画は“父親”がテーマのドキュメンタリー映画で、理想的な父親とはどのようなもので、具体的にどのような資質が求められるのかなど、具体例を交えて解説しています。
そのため自分の父親から受けた影響による父親像ではなく、すべての父親が求める理想的な姿・資質・行動について具体的に知ることができます。
記事を読み終えると、あなたが負の連鎖によって妻や子どもを傷つけることなく、むしろ父親として尊敬されるために、父親として成長するための一歩を踏み出すことができるでしょう。
映画『Show Me The Father』とは
『Show Me The Father』は“父親”がテーマのドキュメンタリー映画です。
父親とは子どもを愛し、養い、守る存在でありながら、ときに傷つけ、悲しませ、つらい思いをさせてしまう存在。
なぜそのような葛藤があるのか。
どうすれば理想的な父親になることができるのか。
そもそも理想的な父親とは何か。
などのトピックを9つのパートで解説します。
父親なら誰もが心の深いところまで探られると同時に、天の父のような父親になりたい!と励ましを受ける映画でした!
映画『Show Me The Father』の制作者
この映画『Show Me The Father』はスティーブン・ケンドリックさんとアレックス・ケンドリックさんによって制作されています。
ケンドリック兄弟は『ファイヤー・ストーム』や『祈りのちから』、『赦しのちから』など、数々の名作クリスチャン映画を手掛けています!
そして今回紹介する『Show Me The Father』に限らず、いずれ作品もさまざまな“父親の葛藤と変化”が描かれており、理想の父親像を具体的に知ることができるオススメ映画になります。
このように色々な角度で父親について描いてきたケンドリック兄弟の、父親をテーマにした映画なのです。

いずれもクリスチャンなら感動すること間違いなしです!
映画『Show Me The Father』の感想
実が私が映画『Show Me The Father』見終えた瞬間に、「絶対にブログで紹介しよう。」と決めました。
というのも、すべての父親に見てもらいたい作品であると同時に、“父親”へよいイメージを抱けず悩んでいる全ての方にも届けたい作品だからです。
ジム・デイリー氏の経験
作中で登場するフォーカスオン・ザ・ファミリー代表のジム・デイリー氏は、自分にはよい父親がいないことに悩んでいました。(実父がアルコール中毒でありDVを受けるなど、壮絶な過去をお持ちでした。)
一方で、ジム・デイリー氏が尊敬するフォーカスオン・ザ・ファミリーの創設者ドブソン博士は、団体設立時によく父親と相談し、助言をもらっていたことを聞いていたのです。
そのためなおさら「神よ。私には助言をくれる父親がいません。なぜですか?」と、悩みが深まるばかかり。
ジム・デイリー氏は父親の不在に苦しんでいたのです。
しかし彼は「あなたには天の父である私がいるではないか。」と、神さまという理想的な父親との出会いによってその苦悩から自由になりました。
私の経験
実は私も父親に対してイメージがよくありません。
父に何か相談したことも、また一緒に楽しく遊んだ記憶も多くはない。
正直に言えば、父親とはどこか空虚な存在であり、心通じない存在なのです。
すると自分の子育てに影響が出ます。
よい父親イメージがないため、よい父親として子どもに接することができないのです。
私はこのことを結婚生活や子育てのなかで何度も実感していました。
そのたびに自分ではどうすることもできない現実にひどく悲しみを覚えていたのです。
しかしジム・デイリー氏を通して「そのような人にも、天の父がいる。完璧な父親である天の父から直接よい父親像を学び、よい父親になることができる。」と語られており、心打たれました。
「あぁ、私には天の父という最高のよい父親がいて、その父に倣って私もよい父親になれるんだ!」と希望をいだき、神さまに感謝したのです
そのためこのようにすべての父親に見てもらいたい作品であり、同時に“父親”へよいイメージを抱けず悩んでいる全ての方にこそ届けたい作品でした。
映画『Show Me The Father』のよかった点
『Show Me The Father』で特にここはよかった!というポイントを紹介します。
みことばに根差した父親像を描く
みことばに根差した父親像が語られているところです。
誰かの経験や成功事例の共通点などではなく、聖書のみことばから父親とはどのような存在かを描いています。
たとえば以下の画像は父親が担う役割・持つべき資質をまとめています。
励まし手、養育者、導き手、教え手、守護者、助け手、友人としての性質があげられ、いずれも聖書箇所が書かれているようにみことばを土台に考えられています。

実話を交えて具体的に考えられる
『Show Me The Father』は父親の9つの側面について、実際に5人の父親に関する実話が語られます。
そのためみことばに根差した父親像を原則的に理解するだけではなく、具体的にどのように現実に適用していくのか、その実はどのような実になるのかなど、実践的な部分まで描いています。
具体的には、制作者であるケンドリックさんを含めた2人がよい父親の事例として、またフォーカスオン・ザ・ファミリー代表のジム・デイリー氏など3人が父親不在で育った葛藤や回復の事例として見ることができます。
そのため原則をどのように適用したのか、父親の行動により子どもがどうなっていくのか、など実例がありとても分かりやすかったです。

よい模範を学びつつ、全ての人が回復できるという希望に励まされました!
Chapter1:父親の影響
Chapter2:砕かれた父親
Chapter3:父親像
Chapter4:父親の責任
Chapter5:父親の心
Chapter6:父の贖い
Chapter7:父親の抱擁
Chapter8:父親の革新
Chapter9:父親の祝福
映画『Show Me The Father』の気になったところ
いろいろ考えてみましたが、正直見当たりませんでしたね…。
1つ挙げるとすると…。妻と一緒に見ると父親である自分へのハードルが跳ね上がることでしょうか(笑)。
冗談はさておきあえて言うなら、ある親子の再開シーンが日本人の感覚からすると「えぇ〜!?そんな感じ!?」と驚く場面があったことくらいです。
ケンドリック兄弟の映画作品は『ファイヤー・ストーム』や『祈りのちから』など励まされる作品ばかりですが、私が父親になったためか、その中でも特に良かった映画でしたね。

すみません!気になったところはありませんでした!
映画『Show Me The Father』の視聴方法
友だちにも貸してあげようと考えDVDでの購入を検討したのですが、DVDは英語ver.しかありません。
日本語字幕つきはストリーミング再生のみ。
日本語で視聴できるサイトはいくつかありますが、以下の3つをオススメします。
今後も何度も見るであろう私はAmazon Prime Videoにて購入しました。
レンタルでよければdTVが最安220円で見られます(2022年11月時点)。
またU-NEXTは初回登録なら31日間無料+ポイントをゲットできるため、実質無料で視聴できます。
もし今後も繰り返し見たいならAmazon Prime Videoで購入したほうがよいですが、期間限定でよければdTVかU-NEXTをオススメします!
映画『Show Me The Father』を全ての父親に勧めたい
もしあなたが、父親とはどんな存在で、どのような資質が求められており、どのような祝福ある使命であるのかがわからないままだとしたら。
そのままでは父親になることはできても、父親としての役割を十分に担うことができません。
最悪の場合、愛する妻や子どもに深い傷を負わせてしまうのです。
そしてその傷によって、子どもはその子どもを同じように傷つけるような負の遺産となる。
これは父親に限らず誰もが避けたい未来ですよね。
だからこそ私は映画『Show Me The Father』をオススメするこの記事をかきました。
もちろんこの映画が父親の全てを語り尽くしているわけではありません。
映画を見れば悩みが全て解決するわけでもないないです。
しかしそれでも父親なら、父親に関する悩みを抱えている人なら、間違いなく大きな励ましをいただき、解決の糸口を見すことができる映画だと確信しています。
私たちで負の連鎖を断ち切りましょう!
私のように父親がわからないあなたに。
父親となって悩んでいるあなたに。
心からおすすめして。
God bless you!
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