こんな疑問をお持ちの方におすすめの記事!
証券口座を作ってみたものの実際何に投資したらいいかと悩んでいませんか?
投資するなら長期間かけて資産形成するならインデックスファンドがおすすめです。
投資にはある程度原則があり、その原則を勉強せずなんとなく投資先を選ぶというのは極めて危険な投資です。
私が株式投資を始めた時、わけもわからず適当な投資信託や個別企業株を100万程度購入しました。
皆さん絶対に真似しないようにしてください。
投資をするならこの記事をはじめ、お金に関する本を読んで原則を勉強しましょう!笑
この記事では投資銘柄について何も調べたことが無い方、投資銘柄を調べる取っ掛かりを得たい方に向けてオススメのETFをご紹介いたします。
記事を読み終えると、具体的に何に投資したらいいのか、どんな観点で勉強したらいいのかが分かります。
長期間投資に最適なインデックスファンドとは
長期間かけてしっかり資産形成するならインデックスファンドへの投資がおすすめです。
インデックスファンドとは平均点を狙える銘柄になります。
インデックスファンドの値はS&P500やダウ工業株30種平均など市場の平均値と連動します。
平均値は市場の調子が良いのか悪いのかを判断するための物差しです。
そのためインデックスファンドとは、市場の平均値を狙える銘柄と言えます。
インデックスファンドやらS&P500やら知らない単語が出てきて混乱しますよね!笑
「インデックスファンド」=「平均点を狙う銘柄」と理解しておいてください!
インデックスファンドで平均点を狙う理由
インデックスファンドで平均点を狙うことで着実な資産形成を目指せます。
多くの人にとって10年、20年と長期間安定して成長する企業を探すのは難しいでしょう。
様々な知識が必要であり実践するにはハードルが高すぎます。
つまり個別株に投資する資産形成は初心者にとってギャンブルに近いのです。
これが株式投資は危険!思わせる要因です。
しかしインデックスファンドにより市場の平均点を狙う事ができれば、誰でも着実に資産を形成できるのです。
ただし注意しておきたいのは、米国市場の平均点が長期的に成長する事という前提です。
インデックスファンドだけじゃなくETFもおすすめ
私はインデックスファンドだけでなくETFへの投資もおすすめしています。
ETFはインデックスファンドと同様に平均点を狙える投資先です。
インデックスファンドとETFとの違いやETFとは何かについては以下の記事がわかりやすく解説してくれています。
私はインデックスファンドではなくETFをおすすめしています。
理由はいくつかありますが大きな理由の1つは選択肢が多くアレンジしやすいだからです。
投資をこれからはじめる人にも慣れてきた人にも、柔軟な選択肢がETFの大きな魅力です。
以下に具体的なおすすめの組み合わせをまとめます。
これから株式投資をはじめる方向け:リスク低プラン
これからはじめる人にはVTIまたはVOOへの投資をおすすめします。
なぜならVTIは米国企業全体に、VOOは上位500社に投資でき、平均点をとれるETFだからです。
実際にこのETFを運営しているバンガード社の実績はVTI=7.21%(設定来・2020/7/13時点)、VOO=13.52%(設定来・2020/7/13時点)となっています。
VOOの13.52%は出来すぎで、通常期待できるのはVTIと同程度の7%前後だと思ってください。
これから株式投資をはじめる方はまずVTIかVOOをおすすめします!
本当に初めてだからいきなり100万円とか投資するのは不安…
という方はとりあえずVTIかVOOに毎月1万円投資してみてください。
なんとなく投資の仕方や価格の変動についてイメージがわくと思います!
どうしてこのETFが良いのか理由が知りたい方は「市場平均と連動する米国株式ETFへ投資してセミリタイアに向けた資産形成を目指す」を合わせてお読みください。
投資について学ぶ意欲のある方向け:リスク中プラン
投資について今後も学ぶ意欲がある方は上記のVTIやVOOだけでなくセクターETFへの投資をおすすめします。
なぜならセクターETFは市場の平均点以上を狙えるETFだからです。
具体的にはVTI/VOOへ投資資産の80%、セクターETF(VGT、VHTなど)へ20%投資することをおすすめします。
VTIやVOOで平均点を確保しつつ、セクター(分野)別のETFを20%程度組み合わせます。
そもそもセクターETFとは投資先の企業を特定のセクター(分野)へ限定するETFです。
実は市場全体に投資すると必然的に「成長するセクターと衰退するセクター」の両方に投資します。
これは全部のセクターに投資するため成長セクターを見極めなくていいというメリットがあります。
その代わりに衰退セクターへも投資するため、その分成長セクターの足を引っ張るというデメリットがあるのです。
例えばここ10年、20年を振り返ると「情報通信セクターは大きく成長しましたが、石油などエネルギーセクターはあまり成長しなかった」などセクター別に成績がばらついていることがわかります。
そのため「このセクターは今後伸びるに違いない!」というセクターETFへ投資すれば、そのセクターが伸びた時には平均点よりもよい成績を残すことができます。
しかしそれを外せば当然平均点以下になってしまいます。
成長セクターの考え方は、例えば『昨今5G開発が盛んなので「情報通信系ETF(VGT)」は伸びるだろう』とか、『これから先進国が高齢化社会問題に直面するから「ヘルスケアセクター(VHT)」は注目していきたい』とかですね。
このように
- どのセクターが成長しているか
- そのセクターは現在どのような状況なのか
- 今後の見通しはどうか
などを自分なりに調べられる人は、VTIやVOO以外にセクターETFへの投資もおすすめします!
まずは100円だけでも投資してみると分かる事が多いため、もし投資してみたいけど不安があるという方は、全体の5%程度に比率を抑えたり、○○万円だけと投資額を限定したりして投資してみると、リスクを抑えて学ぶ事ができます。
実際にセクターETFへ投資する場合には、過去の実績を調べたり、本当に成長性があるのかをよく情報収集しましょう。
インデックスファンドやETFへ投資する際の注意点
ここまで読んで「株式投資を初めて見ようかな!」と思ったあなた。
とても嬉しいですが、きちんと準備をすることを忘れないでください。
なぜなら「何も準備しなくてもこの通りやればお金が稼げますよ!」という方法ほど危険なものはありません。
投資をはじめるにあたっていくつか注意すべき事があります。
投資資金とは別枠で生活防衛資金を支出6ヶ月分確保
生活防衛資金として現金を支出6ヶ月程度は常に確保おきましょう。
これは明日から収入がなくなっても生活のために投資資産を売らなくて良いようにするためです。
たとえば1ヶ月分しか確保していない場合、その1ヶ月の間に再び収入を取り戻せない限りは投資資産を売る事になってしまいます。
米国株式への投資は長期的に見てプラスになることが期待できますが、数ヶ月単位ではマイナスになる事もあります。
そうするとせっかく投資しても元本割れして現金化せねばなりません。
それを避けるために生活防衛資金は支出の6ヶ月分は確保することをおすすめしています。
ただ一般的に言われている分量なので必ずこうしなければいけないわけではありません。
そのため「実家ぐらしの独身社会人」で最悪生活費は親に頼れるのであれば、生活防衛資金は1,2ヶ月程度あれば十分でしょう。
私たちはだいたい150万円(=25万×6ヶ月)を確保しています。
あなたの状況に合わせて柔軟に設定してください!
数年以内に使うと分かっているお金は投資せずに現金で確保
数年以内にある程度まとまったお金を使う予定がある場合、生活防衛資金とはさらに別枠で現金を確保しておきましょう。
何度も言いますが米国株式でも短期的には下落する可能性があるからです。
例えば今日100万円投資して、明日から急落して1週間後に50万円になることもあるのです。
それが5年後に100万円に戻り、10年後150万円になる。
実際リーマンショックにおいて株価指数であるS&P500の値は、下落前の水準に戻るのにだいたい5年かかりました。
そのため直近で直ぐに利用する可能性のあるお金は投資せずに現金で持っておきましょう。
例えば私たちは近々引っ越し予定なので、引越し予算の50万円は投資せず現金で確保しています。
自分なりの投資指針や納得感を持って投資をする
長期間投資するためあなたなりの投資方針を定めて、投資先についてはあなたがしっかりと納得感を持つことを心がけましょう。
なぜならあなた自身の納得感がなければ、下落した時に狼狽売りしてしまう可能性が高くなります。
これは絶対に避けなければなりません。
投資を失敗させる方法の1つに「下落時に狼狽して売ってしまう事」があげられます。
私も投資に関するブログや本をいくつか読んでいますが、購入にあたっては自分が納得感を持てる銘柄のみ購入するようにしています。
売らないで持ち続ければ良いんだろ?
僕は大丈夫さ!
と思うでしょう?
私もそう思っていました。
でも下落を経験したときは本当にビビりましたね笑
2020年2月末からのコロナショックの際に、式資産がマイナス100万円(当時資産額が−25%)となった時はめちゃくちゃ狼狽しました。
それでも納得感を持って選んだ株は一切売りませんでした。
そうすることで下落前の水準まで3ヶ月で戻すことができたのです。
精神論に聞こえるかもしれません。
しかし長期間・定期的に投資する方針に納得すること、また投資対象に納得感を持つことは、どんな時でも持ち続けるという意思を通すには重要な要素なのです。
米国株式への投資はETFがオススメ
本当に初めて投資される方はVTIかVOOというETF、少しチャレンジしたい方はセクターETFをおすすめしてみました。
投資をはじめるにあたってブログや本で勉強することは非常に大切なことです。
そして同時に1万円でもいいから投資を初めてみる事も同じ様に大切なことです。
投資をする事はリスクを伴います。
しかし投資しないこともまたリスクなのです。
もしあなたの状況がゆるすなら、1歩踏み出すことを心から願っています。
またどうしても不安だという方がいれば、問い合わせフォームやLINEなどで連絡いただければ全部お教えいたします。
お気軽にお問い合わせください!
God bless you!
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初めて作る方には、楽天証券かSBI証券をおすすめしています(私は楽天証券ユーザーです!)。