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私たち夫婦は将来ホームスクールを行うことを祈りつつ願っております。
ところでそもそもホームスクールってどんなものかご存知ですか?
全然知らないよ。
学校教育と何が違うの?
というのが日本人の大半の反応だと思います。
そこで今回はホームスクールとはそもそもどのようなものなのか調べてまとめてみました。
既存の学校教育とは異なる新たな教育の選択肢であるホームスクール
私は独身時代からホームスクールを考えていました。
なんとなく大学生の時から
「自分の子どもは将来学校に通わせなくてもいいかなぁ」
と漠然と思っていたほどです。
そう感じていた背景は日本の学校教育に対する疑問からでした。
日本の教育は富国強兵を理念のもとに導入された軍国教育の延長線上にあります。
この軍国教育は、誰もが一定品質の知識を体系立てて習得できたため、一定の労働能力を有した人財を大量に生み出す事ができる点で優れています。
均質な人財をこれまでにない効率で大量生産できるようになった画期的な教育方法でした。
そしてこのような人財は、軍国主義時代だけでなく高度経済成長時代にも適した人材を生み出す事ができたため、近代にマッチした最先端教育だったでしょう。
そして更に月日は流れ、時代や私たちを取り巻く環境は変化しつつあります。
しかし環境や状況が変化したにも関わらず、教育システムは100年200年も昔のシステムのままです。
アメリカではその状況を打破するために2000年代前半から教育改革がなされています。
とかく言うわたしもその教育システムの産物ではあります。
あなたは以下のことを感じたことありませんか?
時代は移り変わっているのに、その時代を生きるために必要な教育はなされていない。
となるとそもそも既存の学校教育で学ぶことは、次世代を生きる子どもたちにとって最も良いことなんだろうか?
私はそんな疑問を漠然と抱いていました。
だからと言ってその学校に通わせずにホームスクールが「次世代教育に最も適したシステムだ!」という確信はありません。
ただ私が感じた疑問を解決するための1つの選択肢である、と考えております。
そもそもホームスクールとは何か?
そもそもホームスクールと聞いてどんなものを思い浮かべますか?
実はホームスクールをやりたいやりたいって言っているだけであんまり調べたことないな…
そこで簡単ですがインターネットで調べてみました。
私と同じ教会に通われていたホームスクーリングファミリーからチア日本という団体を勧められました。
その団体では、ホームスクールの意義を以下のように捉えています。
チア日本
聖書を土台にしたホームスクール支援団体であるチア日本について調べてみました。
今日、教育への様々な問題が表面化してきています。
しかし、解決法と希望があります。聖書です。
聖書には、子育ての秘訣と解決法が書かれています。
ホームスクーリングは、聖書に基づき、親が責任者となり、子どもたち一人ひとりにとって最善の教育環境を整えていくことができます。
聖書は、学校任せではなく、親が第一義の責任者として、子どものために時間とエネルギーと愛情を注ぎ、犠牲を払うことを教えます。
「あなたが家にすわっているときも、道を歩くときも、寝るときも、起きるときも」
(申命記6:7)言わば24時間、親が「子どもたちによく教え込みなさい」(6:7)と命じています。
この「教育の原点」とも言える聖書の命令に、親が「はい」と応じ、
祖父母や友人、教師、多くの人々の助けや協力をいただきながら子どもたちを育んでいくことがホームスクーリングです。
親の愛と聖書に根差した、究極の「個別対応」であり、
カリキュラムも指導者も親によって厳選される意味で、「王家の教育方法」とも言われます。
チア日本:https://www.cheajapan.com/what
特徴を抜粋すると以下の点です。
クリスチャンから見るホームスクールの魅力は、 聖書を土台/中心としてプログラムを組むことができることですね。
これはホームスクールならではだと思います。
日本の学校教育制度では、たとえキリスト教系の学校でも進化論を教えることになりますからね。
HoSA
「ホームスクール」と検索して出てきた団体の説明も確認してみました。
ホームスクール、ホームスクーリング(homeschool,homeschooling)は、
学校に通学せず(時には通学しながら)家庭に拠点を置いて学習を行うオルタナティブ教育の形式の1つです。
他に、ホームエデュケーション( home education)などと呼ばれています。
ホームスクールがすでに多くの州で合法化されている米国などでは、ホームスクール以外にホーム・ベイスド・エデュケーション(Home-based education) と言う表現が使われています。
〜現在の世界におけるホームスクール事情における参考資料として、文部科学省HP内に
「諸外国の事例について1.各国におけるフリースクール・ホームスクールと義務教育との関係」がありますので是非ご覧ください。
HoSA:http://homeschool.ne.jp/
シンプルにまとめてくれています。
オルタナティブ教育とも呼ばれているため教育の欠如ではなく、学校教育に代わる教育としていちづけられているのですね。
またアメリカ、イギリス、フランスといった先進国では
ホームスクーリングは〜就学義務の免除として認められている。
義務教育を家庭で行うことも認められている。
と、義務教育を学校でなく家庭で行うことを任せていたり、就学義務を免除するに値する教育活動として認めています。
日本においてホームスクールは「国が認めている義務教育を放棄した人」「不登校児」という扱いです。
今回ホームスクールについて調査してみて気づいたことがあります。
日本語におけるホームスクーリングの情報はとても少ないということでした。
また具体的な施策やポジティブな要素のアピールというより
という
ネガティブじゃないんだよ!
的な記事が多い。
しかしグローバルな価値観で考えると、決して学校にいくのが当たり前ではないということがわかりますね。
Wikipedia
団体ではありませんが、われらがWikipedia先生のご意見も参考にします。
ホームスクーリング(英語: homeschooling)は、学校に通学せず家庭に拠点を置いて学習を行うことをいう。
オルタナティブ教育の形式のひとつであり、ホームスクール(英語: homeschool)、ホームエデュケーション(英語: home education)などともいう。
ホームスクーリングが盛んな米国などでは、家庭を拠点としながら大部分の時間を戸外の教育機関で過ごすケースがあるため、
在宅教育(ホームスクーリング)とともに、自宅ベース教育(home-based education ホーム・ベイスド・エデュケーション)と言う表現も使われる。
ホームスクーリングを教育形態で分類すると
・教科書などを使い保護者等が教師役をつとめる
・保護者監督のもとインターネットで在宅講座を受けるラーニング・アット・ホーム
・他のホームスクール生徒とともに講義を受けるアンブレラ・スクール
・子どもの自主性に任せて本人の学習する意欲・興味に従って教育を進めるアンスクーリング(ナチュラル・ラーニング)
などがある。
Wikipediaより抜粋
他のホームスクールの生徒とともに講義を受けるアンブレラスクールというのも面白いですね。
もし日本や私の周辺にホームスクールの家庭があるなら、定期的に集まって一緒に学習できたら嬉しいですね!
ホームスクールジャパン(Webマガジン)
ちなみにこんな情報発信サイトもありました。
ホームスクーラーで協力して情報共有やイベントを企画してくれています。
ホームスクールのイメージやメリットをまとめ
改めてホームスクールの定義について考える中で、あなたの印象は変化しましたか?
ホームスクールは子どもたちが自分のペースで興味のあることを学習する事ができます。
また私たち夫婦は家族が共通の土台を築くためホームスクールを取り入れる予定です。
どんな苦労や課題があるのかなど、親が必要とするコストについてもよく考えていく中で、 本当に行うかどうか考えていきたいと思います!
子どもを学校へ通わせようと思うあなたも、ホームスクールをしなくても、ホームスクールの良いところを取り入れられないか考えてみてはいかがでしょうか。
God bless you!
現代の学校教育は1800年代の帝国主義国家によって考えられた教育システムです。
高度経済成長期と求められる事が変化した時代だからこそ、教育方法も変化する必要があります。
日本ではまだまだホームスクールはマイナーな教育方法です。
1つの家庭が独力で行うより、同じ志を持つ仲間と協力した方がより多彩で充実したものになると思います。
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