こんな疑問をお持ちの方におすすめの記事!
子どもが生まれた近くでその成長を見届けたい!
でも家庭を支える大黒柱の夫としては、仕事や職場のことを考えると長期の育児休暇をなかなか取得しづらいのではないでしょうか。
事実、日本で1ヶ月以上育児休暇を取得する人は約1%です。
しかし子どもを育てるって大仕事です。
ある人は育児休暇のことを”育児仕事に転職する期間”と表現していました。
1人目は初めての子育てでわからないことだらけ。
しかも出産直後の母親のもう体はもうボロボロ。
それでも母親は3時間おきに母乳をあげつつ家事に取り組まねばなりません。
夫が育児休暇を取らないと産後の家庭は大変になることは間違いないでしょう。
でも職場を留守にする育児休暇を上司や同僚に伝えるのが億劫ですよね。
私も実際に上司に伝える時はめちゃくちゃ不安で、あなたと同じ気持ちでした。
今回の記事は私が上司に「育児休暇を取得します」と宣言した時の準備についてまとめました。
この記事を読むことであなたや奥様にとって満足のいく育児休暇を取得できる助けになれば幸いです!
りょう
会社にいると長期の育児休暇取得はマイノリティーに感じるでしょう。
私も同じでした。だからこそあなたは1人じゃない!と励ましになったら嬉しいです!
育児休暇の取得について妻と話し合う
育児休暇の取得準備は妻との一致が最重要項目です。
なぜなら育児休暇の取得を応援してくれるのはあなたの妻だけかもしれないからです。
男性のWebで調べると育児休暇の取得を申し出たことによるトラブルがたくさん出てくる出てくる。
周囲からアドバイスをいただくことも重要ですが、何より妻の意見に耳を傾け夫婦で一致した結論を出しましょう。
夫婦にとって”何のための・誰のための育児休暇なのか”がしっかり一致する事で、あなたは最も信頼できる仲間を得ることができるのです。
育児休暇の公的・社内的制度を調査する
育児休暇について国の制度と会社の制度の2つを調べましょう。
なぜなら国の制度は全員が利用できる国民の権利だからです。
育児休暇の取得には条件があり、条件さえ満たせば法律によって保護された”権利”であることがわかります。
そのため取得条件を満たしたあなたの申し出を”会社は絶対に拒否できない”のです。
※拒絶した場合は違法です。
育児休暇は国があなたに与えた権利です。
臆することなく堂々と使っていきましょう。
また社内の制度も調べておきましょう。
なぜならあなたの会社特有の制度があるかもしれないからです。
もちろん国の法律が優先されますが、通勤手当や家賃補助などの取り扱いが会社ごとに異なるのでよく確認しましょう。
社内規則に書かれていたり人事部が教えてくれたりすると思います。
もし育児休暇に関する社内規則がない場合は人事部に要請して作成していかねばなりませんので、早めの調査をオススメします。
私の会社では育児休暇中は家賃補助が出ません!
当然といえば当然かもしれませんが手痛い出費ではあります!
育児休暇取得による戦いがあることを知る
育児休暇は国が定めた労働者の権利ですが、権利を行使するにはまだまだ戦いがあることを覚悟しておきましょう。
なぜなら男性の育児休暇取得は日本社会に受け入れられていないのが現状だからです。
冒頭でも述べましたが日本人男性で1ヶ月以上育児休暇を取得する人は約1%。
そのため男性の育児休暇取得に会社や職場、上司は理解がない場合があります。
職場の理解があり問題なく育児休暇を取得できる人もいるでしょう。
それは本当に感謝なことです。
しかし自分の職場は大丈夫だと思うのではなく、場合によっては子どもや家族のために戦う必要が出てくる事も覚悟しておきましょう。
会社側は育児休暇の取得を拒絶することが絶対にできません。
だからあなたの育児休暇をやめさせようと思ったら、なんとか”あなたが取得しないように”あの手この手を尽くしてきます。
出世や責任ある仕事を持ち出して育児休暇の権利を放棄させようとするのです。
事実アシックスや三菱UFJモルガン・スタンレー証券で育児休暇に関する訴訟が起きています。
国も男性の育児休暇取得を推進していますし、育児休暇を取得した人を守ろうと転勤など不当な取り扱いをしないように法整備をしています。
しかしそれでも社会が男性の育児休暇取得に対して前向きにならない限りは、育児休暇の取得に対する戦いが絶対にないとは言い切れない現状です。
2人目3人目と、今後も取得していくつもりなのに会社や職場が後ろ向きな反応ばかりだと辛いですね。
理解ある部署への異動や転職も視野に入れる必要がでてきます。
転職や異動についてどう感じるかなど夫婦で分かち合っておきましょう!
育児休暇の取得期間を決めておく
夫婦で育児休暇の取得期間を決めておきましょう。
なぜなら会社が育児休暇の期間を短くしてほしいと要望を出してくるかもしれないからです。
会社はあなたを労働力として雇っているので、当然育児休暇を取得せずに働いて欲しいと考えます。
※悲しいことに育児休暇を損失と捉えてしまいがちです。
取得期間を決めないで上司に報告した結果「まぁ2週間もあれば十分だろうな!」なんて言われたら「半年とりたい」とか言いづらくてしょうがありません。
そのため育児休暇期間を事前に決めてから上司に報告するようにしましょう。
家族や親族のサポートはあるか、里帰りはするかなどそれぞれの家庭に合わせつつも、自分たちが後悔しないようにしましょう!
育児休暇を取得した夫たちの記事を読む
育児休暇を取得した先輩たちのブログや感想を10記事くらいは読みましょう。
なぜならあなたの歩もうとしている道は先人がすでに歩んでいるからです。
私は実際に個人ブログから企業インタビューなど、だいたい20記事くらい読みました。
たくさんの記事を読むことで大まかな原則を見出すことができました。
同じ分野の情報をまとめてインプットすることでポイントが分かってきます。
この記事自体が私なりに共通するポイントをまとめた記事になります。
特に上司への報告記事が面白いです笑
上司の反応が具体的に生々しく描かれています。
本当に多種多様な反応があり、ひどい上司はあの手この手で育児休暇の取得を阻もうとする事例もありました。
あるブログでは著者が「1年育児休暇を取得します」とはっきり伝えているのに「次回の面談で育児休暇の期間を聞くから考えておいてね」と聞こえないふりをしてくるのだとか笑
私の上司がどんな反応を示しても慌てずに対応するために、先人たちの上司の反応を学ぶことはなにより有益でした。
私の上司の反応は”とある記事に出てきた上司と同じ”でびっくりしました笑
事前に記事を読んでいたので特に思い悩む事もなく、また動揺したりもせずに済みました。
先輩の体験談を読むことは本当にオススメです。
育児休暇を取得する事を早めに伝える
以上のポイントを抑えたら育児休暇を取得する事を早めに上司に報告しましょう。
なぜなら会社は育児休暇中の業務をどのように対応するかを考える必要があるからです。
1,2週間であれば周囲が多少融通を効かせれば対応できます。
しかし3ヶ月や半年、1年となるとそうはいきません。
あなたが育児休暇を取得する間の業務を調整するのはマネージャーの仕事です。
だから”育児休暇中も他の人で業務をこなせるように協力する事”を目指しましょう。
気を使って”育児休暇を短くする”必要はいっさいありません!
あなたが不在になっても大丈夫な方向に全力で協力しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
私は子どもが与えられる前から育児休暇を取得しようと考えていましたが、いざ上司に報告するために準備したらかなり悩みました。
上司はどんな顔をするのか。
今の職場で居づらくならないか。
転職が必要になるのか。
などなど。
悩みは尽きませんでしたが、それでも取得しようと思えたのは取得したお父さんたちは誰一人後悔していなかったからです。
あなたの子どもを育てるのはあなたしかできません。
あなたのパートナーをそばで支えるのもあなたしかできないのです。
なにより一度見逃してしまったら、あなたの子どもが成長する様子を二度と見ることができないのです。
ぜひ取得したお父さんの声を聞いてみてください!
それぞれの家庭状況によっては育児休暇を取得できないかもしれません。
しかしもし取得できる状況なら、育児休暇を取得することを心からオススメします。
実際に上司へ報告したやりとりについても、リアルタイムで報告していきますのでお楽しみに。
God bless you!
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海外でも通じる和製英語にサラリーマンがあります。
なぜ通じるのか。それは「日本のサラリーマンは働きすぎて過労死する」事で有名だからです。
みんな働くからわからないだけで、世界的に見て働きすぎなんですよ、私たちは。
せっかく育児休暇を取得したのに「育児休暇があけたら残業続きでお父さん不在」は避けたいところです。
週休3日勤務や残業0を実現して家族のための時間を確保しましょう。